インテルが9月8日に発発売したデスクトップ向けクアッドコアCPU「Core i7/i5」シリーズ(関連記事)。昨年11月に発表したCore i7 900番台(関連記事)と同じ「Nehalem」アーキテクチャを採用している。内部構造が一部異なり、取り付けるCPUソケットや組み合わせるチップセットも違うまったく新しいCPUだ。今回はその実力を試してみることにする。

■デスクトップ向け「Core i7/i5」シリーズのラインアップ

ブランド名
(カッコ内は
コードネーム)
Core i7-8xx
(Lynnfield)
Core i5-7xx
(Lynnfield)
Core i7 Extreme Edition-9xx
(Bloomfield)
Core i7-9xx
(Bloomfield)
プロセッサー・ナンバー(クロック周波数) 870
(2.93GHz)
860
(2.8GHz)
750
(2.66GHz)
975(3.33GHz)
965(3.20GHz)
950(3.06GHz)
940(2.93GHz)
920(2.66GHz)
ターボ・ブースト時の最大クロック周波数 3.60GHz 3.46GHz 3.20GHz    
コア数/スレッド数 4コア/8スレッド 4コア/4スレッド 4コア/8スレッド 4コア/8スレッド
ハイパー・スレッディング ×
3次キャッシュ容量 8MB 8MB 8MB 8MB
対応チップセット P55 P55 インテルX58 インテルX58
ソケット LGA1156 LGA1156 LGA1366 LGA1366
チップセットとの接続 DMI DMI QPI QPI
メモリーチャンネル数 2 2 3 3
対応メモリー DDR3-1333 DDR3-1333 DDR3-1066 DDR3-1066
メモリー帯域幅 21.2GB/s 21.2GB/s 25.6GB/s 25.6GB/s
VT-x
製造プロセス 45nm 45nm 45nm 45nm
TDP 95W 95W 130W 130W

※白枠がCore i7-9xx(Core i7 Extreme Edition 965、Core i7 940は生産終了)

 Core i7 900番台は、コードネーム「Bloomfield」と呼ばれ、高性能デスクトップ向けという位置づけだった。これに対して新Core i7/i5はコードネーム「Lynnfield」と呼ばれ、普及価格帯向けのクアッドコアCPUだ。

 ただ、量販店での実売価格を見ると、LynnfieldのCore i7-860とBloomfieldのCore i7-920はどちらも2万8000円前後。上位モデルを比べるとLynnfieldのCore i7-870とBloomfieldのCore i7-950がどちらも5万6000円前後だ。店舗によっては、Lynnfieldの方が少し高い。ちなみにLynnfieldで一番安いCore i5-750は約2万円前後だ。

 新Core i7/i5の処理性能は、Bloomfieldと比べて高いのだろうか? 以前、BloomfieldをCore 2 DuoやPentium Dと比較したときと同じテストをしてみた(関連記事)。どれだけ差が出るのか、早速見ていこう。