CEATEC JAPAN 2009のパナソニックブースでは薄型テレビ「VIERAシリーズ」やBDレコーダー「DIGAシリーズ」などさまざまな製品・技術を展示しているが、やはり注目はソニーブースと同様に「3D」だ。

CEATEC JAPAN 2009のパナソニックブース(画像クリックで拡大)

 パナソニックは昨年の「CEATEC JAPAN 2008」で103V型プラズマテレビを用いた「3D Full HD プラズマシアター」を展示したが、今年のCEATECでは「フルHD・3D対応50V型PDP(プラズマディスプレイ)」を初出展。昨年は3Dシアターの迫力を体感できたが、今回はそれに加え、家庭向けの50V型テレビでどのように3D映像を楽しめるのかを体感できる。

 今回の50V型PDPパネルは、パネル新材料や新LSIの開発などにより、明るさを維持しながらさらなる高速発光を実現する「3D高速駆動技術」を搭載。新短残光蛍光体や新発光制御技術の開発などにより、左右の画像間に生じる二重像を低減する「二重像低減技術」も新たに開発した。これによって動画再現性をさらに向上し、3D映像表示でも高コントラストで色再現性が高く、クリアな高画質映像を実現したという。

FULL HD 3Dプラズマシアターシステム(画像クリックで拡大)

多くの来場者の注目を集めていた(画像クリックで拡大)

FULL HD 3Dプラズマシアターシステムの仕組み(画像クリックで拡大)

 映写方式は右眼・左眼用のフルHD(1920x1080画素)映像をフレームごとに時分割で表示させる「フルHD×2 フレームシーケンシャル方式」を採用。この方式は、ハリウッドの3D映画を劇場上映する際にも使用されているものだ。 左右それぞれ60フレーム/秒のフルHD映像を収録したBDメディアを3D対応BDプレーヤーで再生し、3D対応PDPに表示。右眼・左眼の映像とアクティブシャッターを高精度に制御する技術を搭載した3D用メガネによって視聴する。

参考出展の3D対応BDプレーヤーとBDメディア(画像クリックで拡大)

3D対応の「高精度アクティブシャッター・メガネ」(画像クリックで拡大)

 現在、3DコンテンツをBDに収録するための3D拡張規格の策定が進められており、規格策定後の2010年には日米欧の市場に向けて商品を投入していく考えだという。

 ブースでは自然の映像やアニメ映像を見られる「Nature/Archives」、モータースポーツやオリンピックなどのスポーツ映像を見られる「Sports」と、ジャンル別に3D映像を放映している。50V型という家庭向けの大きさで迫力のある映像を視聴できるのかどうか、実際に体感してみるといいだろう。

自然の映像やアニメ映像を見られる「Nature/Archives」、モータースポーツやオリンピックなどのスポーツ映像を見られる「Sports」と、ジャンル別に3D映像を放映している(画像クリックで拡大)