携帯電話のゲームの世界で、昨年から今年にかけて注目を集めているジャンルの1つが、女性向けの恋愛ゲーム、いわゆる“乙女ゲーム”である。現在では一部キャリアのメニューに恋愛ゲームのカテゴリが登場し、その上位を乙女ゲームが占めるほどの人気ぶりを見せている。
ケータイの乙女ゲームを手がけている企業の多くはゲームメーカーではなく、占いや小説、コミックなどの携帯コンテンツを専門に手がけるコンテンツプロバイダーである。だが最近の乙女ゲーム人気を受け、既存のゲームメーカーも乙女ゲームの開拓に取り組みつつあるようだ。
今回のゲームショウでも、そうした取り組みの一端を見ることができた。例えば、NTTドコモブースでカプコンが展示している『フルハウスキス』。これは今冬に配信予定の女性向け恋愛ゲームで、姉を探している女子高生が家政婦として、学園のアイドルである4人の男子学生と同居し、彼らとの恋愛を楽しむというもの。ネオロマンスシリーズを手がけるコーエーテクモを除けば、大手メーカーが乙女ゲームを大きくプッシュするというのは珍しいといえる。











