バンダイナムコブースでは、10月29日発売のWii向けスーパーロボット大戦シリーズ最新作『スーパーロボット大戦NEO』を実際に試遊できる。

 毎作品ごとにどのロボットアニメが参戦するかが注目される本シリーズだが、スパロボNEOではこれまで参戦実績のある「機動武闘伝Gガンダム」や「絶対無敵ライジンオー」といった作品だけでなく、「NG騎士ラムネ&40」や「覇王体系リューナイト」といったファンタジー系ロボット、スポーツロボットの「疾風!アイアンリーガー」など、20代後半から30代前半の層が“これってアリ!?”と驚く作品まで参戦しているのが特徴だ。

ファンタジーから学園ロボットまで、スパロボNEOの参戦作品はかなり異色(画像クリックで拡大)

 だがこのスパロボNEO、スパロボファンが本当に注目すべき点は、大きく一新されたゲームシステムにある。

 スーパーロボット大戦シリーズのマップといえば、ファミコン時代から最近のαシリーズやΖまで伝統的に四角マスを採用してきた。ただ、このシステムはゲームとして分かりやすい一方、超巨大ロボットから小型ロボットまで同じ1マスのユニットで表現されるという矛盾をはらんでいる。このため、近年のスパロボでは小隊編成時のコストやパラメーターによってサイズを変えるなどの工夫を凝らしてきた。

 だが、スパロボNEOではこれらのシステムを一新。マップのマス目は廃止され、マップ上に表示されるユニットはロボットのサイズ差を反映したものとなったのだ。これにより、巨大なロボットを小型ロボットで包囲したり、巨大なロボットが周辺の小型ロボットを蹴散らすといった、原作アニメにありがちなシチュエーションを、ゲームシステムと見た目の両方で楽しめるようになっている。

 マップの高低差や障害物といった要素も登場。ユニットのサイズや飛行可能などユニットの属性を活かした、戦略性の高いマップの登場も期待できそうだ。

試遊台ではTGS専用のスペシャルステージを操作できる。戦艦にも多くのユニットが搭載されているので、ぜひ前線に出して遊んでみよう(画像クリックで拡大)

 今回のスパロボNEO、これまでの作品と異なる世界観や参戦作品に若干戸惑っている人もいるだろう。だが、実際に試遊しただけでも、これまでのスパロボには無かった仕掛けのマップや、多くのスパロボファンが夢見ていたであろう、ユニットのサイズ差を最大限に活かした劇中再現シーンが出てくるのではと期待させてくれる内容だ。

 各ロボットアニメが夢の競演を果たすスーパーロボット大戦シリーズ。『スーパーロボット大戦NEO』の登場により、その楽しさが次の段階へ進む事は間違いない。ぜひ、バンダイナムコブースへ足を運んで、その新システムを体感してほしい。

(文/島 徹)