※この記事は日経エンタテインメント!(10月号)の記事を転載したものです。購入は こちら

 若手芸人のネタ番組が乱立するなか、9月12日に新機軸の番組が放送される。NHKの『パフォー!』とテレビ東京『イツザイ』のコラボレーション番組だ。

 動画投稿形式の『パフォー!』と、書面で応募する『イツザイ』は、募集スタイルこそ違うが、いずれも世に知られていない若い才能を紹介する発掘・育成番組。ジャンルはお笑いや音楽、ダンスパフォーマンスなど、多岐にわたる。この2番組が手を組み、12日の放送で双方の番組が選りすぐった各5組のお笑い芸人を対決させるほか、それぞれが育成してきたミュージシャンが共同で制作した曲を披露する。NHKが“本編”にあたる収録本番の様子を見せ、テレ東は、本番当日までの舞台裏を追ったドキュメントを放送する予定だ。

 このコラボ企画が新しいのは、“番組内容のみ”であいのりする点だ。テレビ局の垣根を越えたコラボ番組といえば、昨年は『着信御礼!ケータイ大喜利』(NHK総合)と『やりすぎコージー』(テレ東)をはじめ、『紅白歌合戦』にフジテレビの中村仁美アナウンサーが『クイズ!ヘキサゴンII』の顔として出演するなど、ここ1年で目にする機会も増えた。が、いずれも“共通の出演者がいること”が橋渡しになっていた。しかし今回は、MCから応募者にいたるまで、同一出演者は1人もいない。相互で同じ事務所というのもなし。ちなみに話を持ちかけたのはNHK側。テレ東のプロデューサーとは、今回が初顔合わせだ。