アサヒビールは1日、アルコール0.00%のビールテイスト飲料「アサヒ ポイントゼロ」を発売した。今月29日には、サントリーが同じく0.00%の「サントリー ファインゼロ」を、30日には、サッポロビールが、アルコール度数を従来の0.5%から0.00%に改めた「サッポロ スーパークリア」の発売を予定している。

 先駆けとなったのは、キリンビールが4月に投入した「キリン フリー」。年間販売目標は、発売当初63万ケース(1ケース=大瓶20本換算)だったが、売れに売れたため2度にわたって目標を上方修正し、250万ケースに。これは、昨年1年間のビールテイスト飲料市場全体に匹敵する数字だ。これを見た他3社が参入を急ぎ、4社激突の構図となった。

各社のノンアルコールビール。いずれもオープン価格で店頭価格は140~148円前後(350ml)(画像クリックで拡大)

 アルコール度数が1%未満のビールテイスト飲料市場は、2002年道路交通法改正で、飲酒運転の厳罰化が進んだことを機に、各社が新商品を投入し、一気に拡大した。だが、アルコールが0.1~0.5%と微量ながら含まれていたため、「飲んだ後運転して、本当に大丈夫なのか」という不安の声も高く、昨今市場は縮小傾向にあった。