今回紹介する携帯電話充電対応のマルチ防災ツール3機種。ソニー「ICF-B02」(前列左)、太知ホールディングス「KOBAN 地震感知 充電たまご SP-230E」(前列右)、スターリング「5600 マルチパワーステーション」(後列)(画像クリックで拡大)

 地震や台風などの災害時に重要なのが、当座の食料や飲料水の備蓄と、電気や通信などのライフラインの確保だ。夜間の停電に備えて懐中電灯などの非常用照明器具は必ず備えておきたいし、情報入手のための電池式ラジオや、通信手段の確保のためにバッテリー式携帯電話充電器も役立つはずだ。

 災害時に荷物が多くなるのは避けたいから、防災ツールは複数の機能を備えているほうがいい。また電池の消耗などによって使えなくなると困るから、発電機能を持っていると便利だ。そこでハンドルの手回しで本体や携帯電話の充電が行え、ラジオ、懐中電灯など複数の機能を持つ、マルチ防災ツールを試してみた。

 今回紹介する製品はソニー「ICF-B02」、太知ホールディングス「KOBAN 地震感知 充電たまご SP-230E」、スターリング「5600 マルチパワーステーション」の3種類。すべて携帯電話充電とライト、ラジオの3種類以上の機能があり、手回しハンドルで充電して使える。携帯電話端末の電源ソケットはキャリアによって形状が違うが、どの製品も3種類のアダプターが付属し、差し替えてほとんどの端末に対応できる。

 実際に、自分の携帯電話で電池残量が3段階の1レベルしかない状態で、手回し充電を試してみた。端末の電源を切ってから電源コードをつなぎ、毎分120回転を目安にハンドルを回すと赤い充電中のインジケーターが光る。5分ほど充電してから端末の電源を入れると、電池残量は3段階の2レベルまで復活していた。ただし手回しハンドルにはそれなりの手応えがあり、5分間回すと結構疲れる。ハンドルの重さは3機種ともほぼ同じだ。

3機種とも折りたたみ式の手回しハンドルを備え、毎分120回転を目安に回して内蔵充電池に充電する。ハンドルの重さは3機種とも同程度だ(画像クリックで拡大)