携帯電話の位置情報機能を利用した通称“位置ゲー”が人気だ。マピオンは、2005年から同社モバイルサイトのプロモーションの一環として夏季のみ公開していた「ケータイ国盗り合戦」を08年4月から正式サービスとして公開したが、今年7月27日の時点で登録ユーザーが約26万人に増加。同じく7月には、『「ケータイ国盗り合戦」公式ガイドブック』(1000円)が扶桑社から発売になるなど、盛り上がりを見せている。個人のサイトとして始まった「コロニーな生活☆PLUS」も7月末で利用者が31万人を突破した(現在は08年10月に設立された事業会社「コロプラ」が運営)。

 新規の参入も相次いでいる。本田技研工業(以下ホンダ)は08年11月に「ケートラ」の提供を開始。クチコミを中心にユーザーを増やし、現在は約4万3000人が登録している。さらに09年4月にはソネットエンタテインメント(以下ソネット)が「ココ釣りマスター」を正式サービスとしてスタート。登録ユーザー数を公開していないが、ユニークブラウザー数は約15万としている。パケット定額制や位置情報機能を搭載した携帯電話が普及したことをきっかけに、位置ゲー市場が確立しつつあるようだ。

扶桑社から発売の『「ケータイ国盗り合戦」公式ガイドブック』(1000円)。日本全国がどのように区分けされているかなど、遊び方が解説してある(画像クリックで拡大)