2009年8月20日、リコーはコンパクトデジカメの新製品として、薄型高倍率ズーム機「CX2」を発表した。発売は9月11日の予定で、予想実売価格は4万円台後半の見込み。2009年3月に発売した「CX1」の後継機で、CX1からのおもな改良点は以下の通り。

■ズームレンズを光学10.7倍に高倍率化

・35mm判換算で28-300mmの広い焦点距離をカバー
 (CX1は28-200mmの光学7.1倍ズーム)


■フル画素記録時、最大5コマ/秒の高速連写が可能

 (CX1は最大4コマ/秒)


■ダイナミックレンジ拡大モードに「AUTO」を追加

 (CX1は微弱〜強の4種類を任意に設定する必要があった)


■撮影シーンを自動認識し、マクロモードを自動的に切り替える「イージー撮影モード」を新設

・同時に、顔検出の速度や検出人数も強化


■半押し時、被写体にピントを合わせ続ける「コンティニュアスAF」を追加


■ユニークな効果が得られるシーンモードを2つ新設

・画像の天地をぼかしてミニチュア写真のような効果が加えられる「ミニチュアライズ」
・通常の白黒モードよりもコントラストを強めた「ハイコントラスト白黒」

CX2
リコー 実売価格:4万円台後半 2009年9月11日発売
・28〜300mmをカバーする光学10.7倍ズームレンズ
・3型/92万ドットの大型&高精細液晶モニター
・最短1cmからの強力なマクロ撮影機能
・ピンクを含む3色のカラーバリエーション
・シャッターボタンを離す直前の画像を連続して記録し、
 決定的瞬間を逃さない「M連写プラス」機能
・風景などを模型のような描写で撮影できる「ミニチュアライズ」
1/2.3型CMOS(有効1029万画素) 光学10.7倍ズーム(28-300mm相当)
ISO80〜1600 3型液晶(92万ドット)

 カメラの中上級者を中心に人気のある「CX1」の後継モデル。CX1は、35mm判換算で200mm相当までをカバーする光学7.1倍ズームレンズだったが、新設計の光学10.7倍ズームレンズの採用で望遠端を300mm相当に延ばしたのが特徴。CMOSセンサーや画像処理エンジンのスペックに変更はない。レンズユニット変更の影響で、本体サイズはCX1と比べて厚みが1.5mm、重量は5gだけ増加した。

「ブラック」モデル。直線的でスクエアなデザインのフォルムを継承しながら、レンズのズーム倍率を引き上げたのがポイント。ズーム倍率のアップに伴い、レンズユニット周囲の装飾はCX1と比べてかなり大きくなった。グリップ部のデザインも変わり、高級感が増した(画像クリックで拡大)

こちらは旧型の「CX1」。CX2とはグリップ部の仕上げが異なるのが分かる。背面はほとんど変わらず、独特のボタンレイアウトも継承された(画像クリックで拡大)

ヘアライン加工を施した剛性感のあるトップパネルは健在。モードダイヤルには、撮影シーンを自動判別する「EASY」モードが新たに追加された(画像クリックで拡大)

「ツートン」モデル。ボディーはグレーだが、天板のみピンクがあしらわれているのが目を引く(画像クリックで拡大)

「シルバー」モデル。グリップ部を含め、ボディー全体がシルバーで統一されている(画像クリックで拡大)

(文/磯 修=日経トレンディネット)