iPhone/iPod touch向けの電子書籍販売ビジネスが本格化してきた。国内でコンテンツ数がトップクラスの電子書籍販売サイト「eBookJapan」(運営イーブック イニシアティブ ジャパン)が6月22日からiPhone、iPod touchから直接購入できるサービスを開始したところ、同社の予想を超え、約10日間で1万点を超える作品がダウンロードされた。

 大手広告代理店の電通も、3D技術やコンテンツ配信技術で有名なヤッパと組んでiPhone向けの電子書籍販売サービスへの参入を7月8日に発表した。国内では珍しい雑誌をデジタル配信する「MAGASTORE(マガストア)」と呼ぶサービスで、その第一弾としてiPhone向けのサービスを早ければ8月中にも開始する(iPod touchやiPhone 3GではOSのアップグレードが必要)。このほか、電子書籍販売サイト「理想書店」(運営ボイジャー)も講談社のマンガ誌「モーニング・ツー」の配信を7月22日から始めるなど、iPhoneという追い風を受けて国内の電子書籍販売市場が、一気に急成長しそうな勢いだ。

iPhone/iPod touchにも対応した電子書籍販売サイト「eBookJapan」(運営イーブック イニシアティブ ジャパン)(画像クリックで拡大)

早ければ8月中にも開始する電通の「MAGASTORE」。iPhone向けに雑誌をデジタル配信するサービスだ(画像クリックで拡大)