若い人々の手軽な朝食代わりに、また、ダイエット補助食品としてすっかり定着した感のあるゼリー飲料。毎年、新学期や就職などで新しい生活がはじまる春や、食欲が落ち冷たくて口当たりの良いものが欲しくなる夏は、新製品の登場が相次ぐ。今年も、新たな方向性を探る新商品が続々と発売されている。
今年の製品は、2つの特徴がある。1つは昨年から増加している“振って飲む”というスタイル。もう1つは、ゼリーの原点回帰ともいえる、果汁やコーヒーゼリーといった、デザートやスイーツに近い感覚のフレーバーが増えていることだ。
これまでのゼリー飲料といえば、手軽なスパウト(飲み口)付パウチ容器で“吸って飲む”のが主流だった。“振って飲む”ゼリー飲料は、缶やボトル入りのゼリーを振って崩すことで、アクションの楽しさと、自分の好みに合った食感にできることが加わったもの。手軽さや栄養の補給よりも、楽しさや気分転換が求められるため、既存の飲料ブランドやシリーズでの製品化が多い。
例えば「ふってふってゼリー」シリーズを発売しているポッカコーポレーションと明治製菓のロングセラー菓子「ハイレモン」がコラボレートした「ふってふってゼリー ハイレモン」や、バヤリース「ふって感じるとろけるゼリーオレンジ」、サントリー食品の「なっちゃん ぷるるんゼリー」、日本コカ・コーラの「ジョージア ゼリーコーヒー」などだ。どれも、ロングセラーの製品シリーズからの発売となっている。











