発売中の「日経トレンディ」9月号では、さまざまな通販サイトの実力や賢い使い方について検証している。なかでも今、急速に存在感を増しているのが、「ネットスーパー」だ。

 ネットで注文すれば、生鮮食品や日用品などを自宅近くの店舗から届けてくれるネットスーパー。すでに99店舗を展開するイトーヨーカ堂が今年度中に130店舗まで拡大するほか、小売り最大手のイオンが今春に本格展開を発表。現在、1店舗だけで展開するダイエーは今年度中に複数店舗で対応する計画で、ネットスーパーのポータルサイト「食卓.jp」もマルエツや紀ノ国屋のほか、10月からは東急ストアが加入するなど、利用できるスーパーは急増している。

 午前中に注文すれば、その日の夕方には商品が届く――。こうした素早い対応が受け、小さな子供がいる家庭などを中心に、利用する主婦は後を絶たない。

 では、果たしてどんな流れで、即日配達が可能になっているのか。今回は、本格展開に乗り出したイオンのネットスーパーサービスに密着し、知られざる裏側に迫った。

 イオンは現在、31店舗がネットスーパーサービスに対応。店舗によって、1日3〜5便の配送時間帯を用意している。1日5便だと、配送時間帯は1便目が12時〜14時、2便目が14時〜16時、3便目が16時〜18時、4便目が18時〜20時、5便目が20〜21時の店舗が多い。注文締め切り時間までにオーダーすれば、最短3時間で商品を届けてくれる仕組みだ。

イオンのネットスーパーのサイト。最初に自宅の住所などを登録すれば、自宅近くの担当店舗が表示される(画像クリックで拡大)

ログインすれば、サイト右側に注文締め切り時間と配達可能な時間帯が表示される。イオンの場合、注文は当日配送か翌日配送まで。上の配達時間帯はジャスコ品川シーサイド店の例(画像クリックで拡大)