劇場版アニメ『時をかける少女』の細田守監督の最新作として注目されていた『サマーウォーズ』が好調なスタートを切った。8月1日に全国127スクリーンで公開され、週末の興行成績は7位を記録。加えて、週末のスクリーンアベレージ(1館当たりの平均興行収入)はナンバーワンだった。劇場出口調査でも、満足度は96%となっており、観客層も幅広いことから、今後の興行も期待できそうだ。

『サマーウォーズ』(監督:細田守/脚本:奥寺佐渡子/キャラクターデザイン:貞本義行/声の出演:神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、富司純子ほか/8月1日公開/公式サイト:http://s-wars.jp/
【ストーリー】数学の天才である17歳の小磯健二(神木隆之介)は、平凡な夏休みを過ごすはずだった。ところが、あこがれの夏希先輩(桜庭ななみ)からあるアルバイトを頼まれる。それは長野の実家に一緒に来て、フィアンセ役を演じてほしいというものだった。長野で待っていたのは、陣内一族の大黒柱・栄おばあちゃん(富司純子)とエネルギッシュなご親戚たち。大家族の一員としての生活を始めてまもなく、不審なメールを受け取り、その暗号を解いて返信してしまう。これをキッカケに、デジタル仮想都市「OZ」に異変が起こる。もちろん、OZとリンクしている現実社会も大混乱。しかも健二は、OZ混乱の犯人にされてしまう。果たして健二と大家族は、この仮想世界と現実世界の混乱を収拾できるのか?
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 2006年に公開された『時をかける少女』は、当初は20スクリーン以下の小規模な興行だったが、クチコミなどで評判が高まり、最終的にはのべ100スクリーン以上、9カ月のロングラン上映となった。筒井康隆の小説『時をかける少女』を原作としながらも、劇中では原作から20年後を舞台にするなど、新たな『時かけ』の世界観がアニメファンを魅了。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞に加えて、数々の映画賞も受賞した。