NTTドコモ
HTC


HT-03A

実売価格:6万1110円(新規・バリュー・一括の場合)

発売日:2009年7月10日

 NTTドコモの2009年夏モデルで、最も注目度が高いモデルであるHTC製スマートフォン「docomo PRO series HT-03A」がついに発売された。注目されている理由は、国内初の、Googleが主導する携帯電話や組み込み向けプラットフォーム「Android(アンドロイド)」を搭載した機種だからだ。GmailやGoogleマップなどのGoogleが提供しているサービスとの連携にフォーカスされており、キャッチフレーズもズバリ「ケータイするGoogle」。実際「Googleケータイ」とも呼ばれている。

 また、iPhone 3G/3GSのようなスマートなタッチパネルによる操作とアプリケーションを簡単に導入できるストアが用意されているのも魅力となっている。そんなHT-03Aについて詳細に紹介していこう。

装いは「小さなiPhone」!?ハードキーやトラックボールをプラス

 まずはハードウェアから見ていこう。HT-03Aは約3.2インチでハーフVGA(320×480ドット)のTFT液晶(6万5536色表示)を採用しており、タッチパネルにより画面を触って操作するようになっている。画面サイズこそiPhone 3G/3GSの約3.5インチよりもやや小さいものの、解像度および静電容量式タッチパネルなどの仕様は同じである。

ボディーカラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色を用意。外装はプラスチックだが質感はそれほど悪くない(画像クリックで拡大)

「HT-03A」の正面写真。ディスプレイの下に6個のハードウェアキーとトラックボールを配置。ディスプレイやブラックの外装は指紋が目立つのが気になった(画像クリックで拡大)

「HT-03A」の裏面写真。外部スピーカーやカメラを搭載。裏側のバッテリーカバーは全体を覆うタイプで、下にずらすと外すことができる。裏面中央の「with Google」というロゴが印象的だ(画像クリックで拡大)

 また、iPhone 3G/3GSの場合、ホームキーと音量上下キー、電源キーのみ、というように、かなりハードウェアキーを割り切って少なくしているのに対し、HT-03Aでは、ディスプレイの下に6個のキーとトラックボール、左側面に音量上下キーが搭載されており、文字入力など以外の簡単な操作はできるようになっている。

 特にトラックボールが特徴的で、NTTドコモから発売されているRIM製「BlackBerry Bold」で採用されたものとほぼ同様に、上下左右の細かな操作が可能となっている。タッチパネルで大まかなスクロールやアイコン選択を行い、タッチパネルでは操作しづらい場面でトラックボールを使うといった使い方をする。

 ディスプレイ下に搭載されたハードウェアキーは、上段左からホームキー、メニューキー、戻るキー、検索キー、下段は通話キーおよび終話キーとなる。終話キーは電源キーやサスペンドキーも兼ねており、短押しするとサスペンドになり、長押しすると電源オフにするメニューが表示される。

「HT-03A」左右側面写真。左側面には音量上下キー、右側面には「HT-03A」のロゴが配置されている(画像クリックで拡大)

「HT-03A」上下側面写真。上側面には何もないが、下側面には通話用マイクおよびUSB miniB端子が配置されている。USB端子は充電のほかパソコンとのデータのやり取りやイヤホンマイク端子も兼ねている(画像クリックで拡大)

 サイズ約113×56×14.0mm、質量約123gで、iPhone 3G/3GSと比べると若干厚みがあるが、画面サイズが小さい分、コンパクトにまとめられている。日本の携帯電話市場では幅50mm前後が握りやすいとされているが、国内のメーカーのiモード機種と比べると少し幅がある。とはいえ、十分に安定させて持つことができる。iPhone 3G/3GSでは幅が約62.1mmもあるので、手の小さい人の場合、握るというよりも手のひらに乗せて親指で操作しながら挟むという使い方をされているケースが多いようだが、その点、HT-03Aはしっかりと握ることができる。

「HT-03A」(左)と「iPhone 3GS」を並べた写真。iPhone 3GとiPhone 3GSのサイズはまったく同じでともに約115.5×62.1×12.3mm。重さは、iPhone 3Gが約133g、iPhone 3GSが約135gとなっている(画像クリックで拡大)