キヤノンは2009年7月16日、内蔵メモリーとSD/SDHCカードへの記録に対応するダブルメモリータイプのハイビジョンビデオカメラ「iVISシリーズ」の最新モデルを発表した。ラインアップは総画素約859万画素の1/2.6型キヤノンHD CMOSセンサーを内蔵する高画質モデルの「iVIS HF S11」と、総画素約389万画素の1/4型 キヤノンHD CMOSセンサーを内蔵するコンパクトモデル「iVIS HF21」の2機種。
どちらも8月上旬発売予定で、価格はオープン。予想実売価格はHF S11が15万円前後、HF21が13万円前後。どちらも従来モデル(HF S10およびHF20)の32GBから2倍増の64GBメモリーを内蔵しており、最高画質のMXPモード(約24Mbps、1920×1080ドット記録)でも内蔵メモリーに約5時間55分、32GB SDHCカードと組み合わせれば約8時間50分の長時間記録が可能になった。最も長時間の録画が可能なLPモード(約5Mbps、1440×1080ドット記録)なら内蔵64GBメモリーで約24時間30分、32GB SDHCカードとの組み合わせで約37時間の記録が可能になる。
2機種とも映像エンジンに第3世代映像エンジン「DIGIC DV III」を採用。顔部分に合わせたフォーカス合わせや露出合わせが可能な、同社の顔検出技術「フェイスキャッチテクノロジー」を搭載する。35人までの同時顔検出が可能で、そのうち9人まで顔検出マークを表示できる。輝度の検出による自動追尾も可能だ。
新たに“歩きブレ”にも対応する手ブレ補正機能「ダイナミックモード」も搭載。イメージセンサーと外測センサーによる三角測距を利用して約0.5秒でのフォーカスあわせを実現(同社による実測値)する「ハイスピードAF」と組み合わせることにより、撮影者と撮影対象の双方が動くような困難な撮影状況でもスムーズな撮影が可能になった。
バッファーメモリーに3秒間の動画を記録することで撮影チャンスを逃さない「プレREC」機能のほか、各動画内の最初の顔検出シーンをサムネイル表示する「顔ジャンプ」機能、動画内の顔検出カットを時間順に表示する「顔タイムライン」など、フェイスキャッチテクノロジーを利用した機能も搭載。
撮影した動画のうち1秒のシーンから、30枚の連続した2メガピクセルの静止画像を生成することで、お気に入りの写真を探せる「あとから連写」機能、撮影した動画を同社の「キヤノンイメージゲートウェイ」経由でPodcastにアップロードできる「ビデオポッドキャスティング」機能など、撮影後に楽しめる機能も充実している。
「ビデオスナップ」ボタンを押すことで、1ショット4秒のショートムービーを撮影してムービークリップを作成できる「ビデオスナップ」機能も搭載。新たに、撮りためた通常の動画からワンタッチでスナップファイルを作成できる「再生時ビデオスナップ機能」も加わった。
シーンモードには新たに「夜景」モードを追加。過剰に明るく補正するのを防ぎ、低ノイズで黒浮きの少ない、暗所の引き締まった映像を撮影できるようになった。











