マイクロソフトは2009年7月7日、次期Windows OS「Windows 7」の一般向けを10月22日に発売すると発表した。既に発売日が決定していた米国と同じ日に発売する。新年度経営方針記者会見で同社の樋口泰行社長が明らかにした。個人向けの主力エディションである「Windows 7 Home Premium」の通常版は2万4800円(税別)、アップグレード版は1万5800円(同)。現行の「Windows Vista」より価格を抑えた。
Windows 7は、Windows Vistaの課題であるパフォーマンスと互換性を高めた OSだ。樋口社長が「日本のマイクロソフトでは、私を含め全社員がベータ版を試して、160件のバグを本社に送った」というほど力を入れている。「今までで一番いいOS」という社員もいるという。
互換性については、カスタマーアプリの92%がそのまま動作する。残り8%は、アプリケーションベンダーなどに改善点を伝えているという。Windows XP環境を再現する「XPモード」も備え、高い互換性を実現した。
樋口社長は「(景気の悪化は)底をうちかけたにおいはするが、力強さが足りない」と現在の経済状況を分析。それでも目先の短期的なコスト削減が一段落し、「中長期的な成長を見越した戦略的投資の段階に移行してきている」と明るい兆しも見えてきているとした。
今年度はWindows 7を筆頭に、スマートフォン向けOS「Windows Mobile」、日本ではベータ版を公開中の検索エンジン「bing」、家庭用ゲーム機のオンラインサービス「Xbox LIVE」などに注力していく。











