パナソニック

LUMIX DMC-GH1

発売日:2009年4月24日

実売価格:9万9800円(ボディー)

実売価格:14万9800円(レンズキット)

このモデルの注目ポイント ライバル機種はズバリこれ!
・フルHD画質(1920×1080ドット)の動画撮影機能
・AV家電との親和性の高いAVCHD形式での記録
・可動式液晶による自在な撮影アングル
・付属のズームレンズが光学10倍と高倍率、動画撮影に最適化されたモーターと絞り機構を採用

 パナソニックが2008年10月に発売した「LUMIX DMC-G1」(以下、G1)は、マイクロフォーサーズ規格初のカメラとして注目を集めた。実は、G1の発表会において、動画撮影に対応した兄弟モデルの発売が早くも予告されていた。当時、具体的な型番やスペックなどは明らかにされなかったが、製品として2009年4月に登場したのが「LUMIX DMC-GH1」(以下、GH1)だ。

 動画は最高でフルHD(1920×1080ドット)画質での撮影が可能で、パナソニックとソニーが策定した映像フォーマット「AVCHD」での記録に対応しているのが特徴だ。動画に関しては後編で詳しくチェックするとして、まずは写真を撮影するカメラとしての部分を中心に見ていくことにしよう。

動画以外の基本機能はDMC-G1とほぼ同じ、コンパクト機の新機能を追加

 G1とGH1を比べてみると、まず撮像素子自体が新しくなった。有効画素数はどちらも1210万画素なのだが、GH1の方が総画素数はわずかながら上回っている。

フルHDの動画撮影に対応したマイクロフォーサーズ対応デジタル一眼「LUMIX DMC-GH1」。本体デザインは先に登場した「LUMIX DMC-G1」とほぼ共通で、コンパクトで軽量なボディーは健在だ(画像クリックで拡大)

 機能面では、同社のコンパクトデジカメの新機能である個人認識機能が追加された。あらかじめ登録してある顔を識別して、優先してピント合わせや露出合わせをするものだ。名前のほかに年齢も登録可能で、3歳未満の場合は自動的に「赤ちゃんモード」に変更する至れり尽くせりぶり。撮影回数が多い人物を自動的に判断して登録を促す機能もある。

 これ以外は、機能面では特に変更点は見あたらない。基本的な部分はほぼ同じと思ってよいだろう。外見では、ペンタ部にステレオマイクが追加されたのと、背面に動画撮影用のボタンが付けられたのが相違点だ。カラーバリエーションは3色中2色がG1と共通のため、見ただけでは判別できないかもしれない。

DMC-G1(右)と並べてみた。よく見ればマイクの有無などの違いはあるが、形状やボタンレイアウトはほぼ同じだ。G1を使ってきたユーザーならば、違和感なく移行できるはずだ(画像クリックで拡大)