E-P1のイメージキャラクターを務める、女優の宮崎あおいさん。自身も、Eシリーズのアートフィルター機能を使って日々の撮影を楽しんでいるとのこと(画像クリックで拡大)

 オリンパスイメージングは2009年6月16日、マイクロフォーサーズ対応デジタル一眼「オリンパス・ペン E-P1」の発表会を開催した(E-P1の新製品速報の記事「オリンパス、薄型マイクロフォーサーズ一眼『オリンパス・ペン E-P1』発表!」はこちら)。

 発表会の会場では、E-P1の実機を多数展示。Webサイトなどの情報では分からない部分を中心に、発表会の様子をリポートしていこう。

マイクロフォーサーズのメリットを生かし、潜在ユーザーに訴求

 発表会の冒頭、オリンパスイメージングの菊川 剛社長は「2008年夏にパナソニックとマイクロフォーサーズ規格の共同開発を表明して以来、長らくお待たせしてしまった。待っていてよかったと思える商品を満を持して発表したい」と自信を見せた。

 オリンパスは、デジカメの黎明(れいめい)期から意欲的な機能を持つ製品を積極的に投入してきたメーカーの1つである。フォーサーズ規格のデジタル一眼レフカメラでも、ライブビュー機能やバリアングル式液晶モニター、撮像素子のごみ取り機構などをいち早く採用してきた。

オリンパスは、これまでエポックメイキング的なデジカメを多数発売してきた(画像クリックで拡大)

デジタル一眼レフのジャンルでも、撮像素子のごみ取り機構やライブビュー機能、世界最小の小型モデルなど、意欲的な機能や特徴を持つモデルを多く輩出してきた(画像クリックで拡大)

 だが同社の調査では、デジタル一眼レフカメラの画質や機能などのメリットを多くのユーザーが認める一方、「ボディーが大きい」「重たい」「操作が難しい」という点が特に敬遠されている。2000万台以上もの潜在的な需要を逃しているという。カメラ内部のミラーレス化により小型・軽量化が図れるマイクロフォーサーズシステムが、画質を犠牲にせずそれらの欠点を解消できるとした。

 デジカメをはじめとするデジタル機器は、とかく機能の多さが重視されがちだ。だが、E-P1は購入後の満足感を大事にすべく、多くの点で「上質」にこだわったという。異なる2種類の金属を組み合わせたボディーもそのコンセプトの現れだ。

デジタル一眼が欲しいのに購入していないユーザーは、カメラの大きさや重さに不満を持っていることが明らかになった(画像クリックで拡大)

従来のデジタル一眼に不満を持っているユーザーに対し、本体の小ささや軽さだけでなく、「上質」というキーワードでアピールする(画像クリックで拡大)

マイクロフォーサーズ対応の交換レンズも開発している。超広角ズームレンズと高倍率ズームレンズを今年度に発売するとコメント。さらに「趣味性の高いレンズも検討中」とのことで、単焦点レンズや魚眼レンズなども登場しそうだ(画像クリックで拡大)