FinePixシリーズの売れ筋シリーズがデザインを一新してリニューアル。FinePix初のタッチパネル液晶を搭載したのが特徴だ(画像クリックで拡大)

 富士フイルムは2009年6月11日、コンパクトデジカメの新製品「FinePix Z300」を発表した。希望小売価格はオープンで、予想実売価格は4万円前後。6月20日発売予定。

 2008年11月発売の「FinePix Z250fd」後継となる女性向けデザインの薄型モデル。シリーズで初めてタッチパネル式液晶モニターを搭載し、ほとんどの操作を液晶のタッチでできるようにしたのが特徴。手軽に撮影できる操作性のよさを売り物に、カメラ初心者の女性ユーザーの取り込みを狙う。

 他社のタッチパネル液晶搭載モデルにない機能として「タッチショット」を追加。液晶モニターに映し出された被写体をタッチすると、ピントを合わせたうえで自動的に撮影する。シャッターボタンを押す必要はない。撮影したい被写体が中心にない場合でも、ピントを外すことなく撮影できるのが便利だ。

エッジの立った直線的なデザインだった「FinePix Z250fd」から一転し、角が丸められた優しいデザインに一新。Zシリーズを特徴づけるレンズバリアは、従来通り斜め方向にスライドする方式を採用する(画像クリックで拡大)

背面は、タッチパネル式の3型ワイド液晶が鎮座する。4方向ボタンや再生ボタンなどは廃止になり、ズームレバーはシャッターボタンの隣に移動した(画像クリックで拡大)

 上位モデル「FinePix F200EXR」で好評の「スーパーiフラッシュ」機能も搭載した。周囲の状況に応じて内蔵ストロボの発光量やISO感度を調整し、背景の黒つぶれや白飛びを抑えた自然なマクロ撮影が楽しめる。

 撮像素子は1/2.3形の有効1000万画素CCD(正方画素)で、Z250fdと変わらない。レンズのズーム倍率も5倍のままだが、焦点距離が35mm判換算で36〜180mm相当と若干望遠寄りになった(Z250fdは33〜165mm相当)。