全米での興行収入が2億ドル(約200億円)を突破し、本年度全米No.1の大ヒット作品となった映画『スター・トレック』。作品のファンではないと公言する監督のJ.J.エイブラムスが、リ・イマジネーションとして過去を踏まえずに作り上げた本作は、監督の狙い通り新たな層を多く取り込んだことで大ヒットにつながった。

 日本で公開されて約2週間が過ぎたが、米国同様に日本でも新たなファンを多く獲得できたのだろうか? 新規のファンを獲得することは、日本でヒットするための大きなカギとなるだけに気になるところだ。

 その答えを探るべく、まずはパラマウント・ジャパンが行った鑑賞者のアンケートを調べてみた。1098人にアンケートをしており下記のような結果が出ていた。1098人中、96.7%にあたる1062人が「(映画の内容に)満足した」と回答。一方、「不満足」と回答したのはわずか3.3%にあたる36人だけだった。鑑賞した人からはかなりの好印象を得られたようだが、鑑賞者が初めて作品を見た人なのか、具体的に何が良かったかがこれだけでは分からない。

『スター・トレック』
監督・製作:J.J.エイブラムス
出演者:クリス・パイン、ザカリー・クイント、エリック・バナ、ウィノナ・ライダー、ゾーイ・サルダナ
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
5月29日(金)より丸の内ルーブル他全国ロードショー
公式サイト:http://startrek2009.jp/
(C)2008 Paramount Pictures. Star Trek and Related Marks and Logos are Trademarks of CBS Studio Inc. All Rights Reserved.(画像クリックで拡大)

 そこで今回は、実際に映画を見た観客のコメントから映画の魅力探ってみることにした。生の観客の声は評論家よりも役に立つこともあるはずだ。初めてスター・トレックを鑑賞した人からSFファンやトレッキー(「スター・トレック」シリーズのファン)の意見まで幅広い意見をまとめて人気のほどを探っていこう。