次期Windows OS「Windows 7」の製品候補版(RC版:Release Candidate版)が2009年5月7日に日本で一般公開された。今年1月に公開したベータ版(関連記事)を改良したものだ。これ以降は重大な問題が発見された場合を除いて、大きな改良や機能の追加はされない。つまり、RC版がほぼ製品版のWindows 7の姿ということになる。RC版を使って、全貌の見えてきたWindows 7の特徴を見ていこう。RC版のインストール方法も詳しく解説する。Vistaで動作しなかったXP用ソフトを使える「Windows XPモード」など、注目の新機能も検証していく。

Windows 7は今年中に発売予定

 気になるWindows 7の登場時期だが、米国のホリデーシーズンに出荷されるパソコンに間に合わせる予定だと開発者ブログで発表されている。ホリデーシーズンとは11月末から12月末までの約1カ月間のことだ。つまり12月に入る頃にはWindows 7とそれをプリインストールしたパソコンが登場することになる。日本での発売スケジュールも米国と同じはずだ。おそらく10月末から11月にかけて各社から搭載パソコンが発表され、今年の年末商戦には店頭に並ぶ。

 現在発売されているVista搭載パソコンからのアップグレードはどうなるのだろうか。Vistaのときは、各メーカーが自社製品のユーザーに安価にアップグレードできる仕組みを用意していた。こうしたアップグレードパスがWindows 7に対しても用意される可能性が高い。今すぐパソコンが必要な人はVista搭載パソコンを買っておき、Windows 7発売後にアップグレードするのも一つの手だ。特に急いでいないのなら、Windows 7搭載パソコンが登場するまで待つといいだろう。