映画俳優として日本をはじめ海外でも注目浴びる浅野忠信。これまで60作以上の映画に出演し、アカデミー賞をはじめとする海外の映画祭にも数多く参加している。今年は4本の出演映画が公開予定。

 今回は、映画界を代表する彼にインタビューし、現在公開中の『鈍獣』での意外な役作りとテレビではなく映画を活躍の場にする理由を聞いた。

浅野 忠信(あさの・ただのぶ)
 1973年11月27日生まれ、映画俳優。
 1990年の『バタアシ金魚』で映画デビュー。映画を中心に活動し、これまで60作品以上の映画に出演。岩井俊二(『PiCNiC』)や青山真治(『Helpless』『サッド・ヴァケイション』)、北野武(『座等市』)など有名監督からの信頼も厚い。さらに、日本映画のほかにも、ウォン・カーウァイ監督の『wkw/tk/1996@7'55"hk.net』や、クリストファー・ドイル監督の『孔雀』など海外の作品でも主演を務める。
 昨年主演を務めたロシア映画『モンゴル』では、自身初のアカデミー賞にノミネートされ話題を呼んだ。今年は『鈍獣』のほか、『劒岳 点の記』や太宰治原作の『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』にも出演している。

映画『鈍獣』とは

 2004年に岸田國士戯曲賞に輝いた宮藤官九郎の同名舞台劇を映画化したもの。宮藤色のコメディーが随所に散りばめられたミステリー作品。

 雑誌編集者の静(真木よう子)は、失踪した人気作家の凸川隆二こと凸やん(浅野忠信)を追い、相撲が中心のおかしな田舎町にたどり着く。静の前に現れたのは、凸やんの同級生でホストの江田(北村一輝)やその腰巾着である警官・岡本(ユースケ・サンタマリア)、江田ひとすじの愛人・順子ママ(南野陽子)、ぶりっこホステス・ノラ(佐津川愛美)などくせのある人物たち。

 江田と岡本は自分たちの過去の秘密を小説にした凸やんの殺害を企んでいた。しかし、彼らが何度凸やんを殺しても、彼は絶対に死なないのだ。コミカルでいて、スリリングに描かれたミステリー。果たして、彼が死なない理由はなぜなのか?

『鈍獣』
監督:細野ひで晃
脚本:宮藤官九郎
出演:浅野忠信、北村一輝、ユースケ・サンタマリアほか
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
公式サイト:http://donju.gyao.jp
シネクイントほか全国公開中
(C)2009「鈍獣」製作委員会(画像クリックで拡大)