ソニーは2009年4月7日、パソコンの夏モデルを他社に先駆けて発表した。4月18日から順次発売する。春モデルに続き、64ビット版のWindows Vistaを低価格機種に採用してメモリーを従来の2GBから4GBに強化した。低価格機種の処理性能を底上げし、他社製品との差異化を図った。
従来の32ビット版では、4GBのメモリーを搭載していてもOSの制限から3GB強しか利用できなかった。それに対して64ビット版OSは4GBのメモリーを最大限に生かせるのがメリットだ。古い周辺機器やアプリケーションとの互換性が乏しいなどのデメリットはあるが、他社でも64ビット版Windows Vistaを採用するケースが増えている。夏モデルでは64ビットOSが一つのトレンドになる。
今回発表した夏モデルは、ノートPCが「VAIO type N」「同 type C」「同 type S」の3シリーズ、デスクトップPCが「VAIO type L」「同 type J」の2シリーズだ。
ソフトウエアでは、Blu-ray Disc(BD)作成ソフト「Click to Disc Editor」を強化。最新の「BD-Live」規格を使い、ネットワーク拡張性やインタラクティブ(双方向)性を持ったBDを作成できるようにした。ネットワーク拡張性機能を一例は、Webアルバム機能だ。BD作成時に登録したWebアルバムに新しい写真が投稿されると、ネットワーク経由で最新の写真がいつでも見られる。米グーグルの「Picasa」、米マイクロソフトの「Windows Live FrameIt」などのサービスが対応している。対応するBDプレーヤー/レコーダーであればテレビでも同じ機能が利用できる。BDを渡すだけなので離れた家族や友人と写真を共有するのに便利だ。動画や写真に地図情報を付加してBDを作成することも可能。
同機能を利用するためには、BDプレーヤー/レコーダーがBD-Live規格に対応していなければならない。同社製のBDプレーヤー/レコーダーなら、2008年後半以降のモデルが対応している。











