前回の「パナソニックが『LUMIX DMC-GH1』を発表! こだわりのHD動画撮影機能の実力は?(前編)」に続き、今回もDMC-GH1の動画機能に関して詳しく見ていくことにしよう。今回は、ビデオカメラのようなスムーズな動画撮影を実現したレンズ回りの工夫を中心に、交換レンズについてチェックしていきたい。

動画の撮影に対応した10倍ズームレンズを新開発

 DMC-GH1は、動画撮影に最適化して設計された光学手ぶれ補正機構付きズームレンズ「LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4.0-5.8 ASPH. MEGA O.I.S.」が付属するレンズキットモデル「DMC-GH1K」のみ用意される。

 「HD」という文字からも分かるように、このズームレンズはハイビジョン動画撮影に対応した製品だ。リニアモーターの採用でフルタイムオートフォーカスに対応し、AF動作音を静音化した。動画撮影時には、絞り値が連続変化していく。そこで、0.1EVステップで絞り値を変化させられる「マイクロステップ虹彩絞り駆動システム」を初めて搭載したのもポイントだ。

動画撮影のためにオートフォーカスや絞りの機構を工夫して設計されたズームレンズ「LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4.0-5.8 ASPH. MEGA O.I.S.」。GH1は、これが付属するレンズキットのみ用意する。DMC-G1でも利用できる。レンズ単体の希望小売価格は10万6050円で、実売価格は8万5000円前後(画像クリックで拡大)

 LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4.0-5.8 ASPH. MEGA O.I.S.のフォーカスリングは、これまでと同様に電子リングとなっている。リングの回転をセンサーで検知し、モーターでレンズを動かしてピントを合わせる仕組みだ。まだ最終製品ではないためか、ズームリングが若干重たいのが気になった。製品版では、もうちょっと軽くなることを期待したい。