ハイビジョン動画撮影機能を搭載した「LUMIX DMC-GH1」。本格的な動画撮影に対応するために、本体とレンズの設計を一新。単に、DMC-G1に動画機能を載せただけではないところがすごい(画像クリックで拡大)

 パナソニックは2009年3月25日、ハイビジョン動画機能を搭載したマイクロフォーサーズ規格のデジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-GH1」(以下、GH1)を発表した。動画に対応したデジタル一眼としては、ニコン「D90」、キヤノン「EOS 5D MarkII」に続き3メーカー目となる。同日に開催された発表会でいち早くGH1に触れてきたので、これらの動画対応モデルとの違いも含め、速攻レビューをお届けしよう。

外観はほぼDMC-G1を踏襲、好評の小型&軽量ボディーは健在

 GH1の外観は、2008年10月に発売したマイクロフォーサーズ1号機「DMC-G1」(以下、G1)とほとんど同じだ。違いは、グリップ部裏に動画ボタン、クリップオンストロボを取り付けるアクセサリーシュー前方にステレオマイクを備えた程度で、それ以外の変更点はほとんどない。動画ボタンが新設されたことで、撮影モードダイヤルの設定にかかわらず、動画ボタンを押せばいつでも動画を撮影できるのが便利だ。

マイクロフォーサーズ一号機の「DMC-G1」(左)と、動画機能が追加された「DMC-GH1」(右)。外観の違いは最小限だが、本体とレンズの両方を徹底して動画対応に改良している(画像クリックで拡大)

動画機能のないG1と比べて高さは6mm増えたが、それ以外はまったく同じ。動画対応になっても、相変わらずボディーは小型・軽量だ(画像クリックで拡大)

付属のズームレンズ「LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-F5.8 ASPH./MEGA O.I.S.」は光学10倍とあって、GH1にはやや大柄な印象だ(画像クリックで拡大)

背面の右肩に、円形の動画撮影ボタンが新設されたのが分かる。アクセサリーシューの前にステレオマイクを内蔵したことで、G1と比べると若干盛り上がっている(画像クリックで拡大)

3型ワイドの液晶モニターは、DMC-G1と一緒。アングルを自在に変更できるだけでなく、未使用時はモニター面を内側にして収納できるので、キズ付きを防げる(画像クリックで拡大)

DMC-GH1の分解モデル。外観はG1とそっくりだが、内部基板はG1とはまったく異なる(画像クリックで拡大)

ボディーカラーは、コンフォートレッド(左奥)、コンフォートブラック(右奥)、コンフォートゴールド(手前)の3色。コンフォートゴールド以外の2色は、DMC-G1で採用されていたものとまったく同じ(画像クリックで拡大)

 動画のオートフォーカスは、23点と1点が切り替えられ、追尾AFや顔認識にも対応する。特に顔認識では、最新のLUMIXシリーズで採用されている個人認識機能も備えているのが特徴。あらかじめ登録した人物を認識するとその下に名前を表示し、優先的にピントや露出を合わせる機能は、静止画のみ使用できる。