広告収入の減少など、暗い話題の多いテレビ業界。そんな中、各局の“不況対応型”とも言うべき新番組編成の全貌が明らかになった。TBSの大型報道番組を筆頭に、生放送で平日毎日放送する帯番組が急増しているのが特徴だ。民放キー局の新番組の見どころを紹介しよう。
日本テレビ
『日テレ体質改善』を目指す昼と夜の帯番組に注目!
各局がジリジリと視聴率を落とす中、全日、ゴールデン、プライムの視聴率向上に成功した日本テレビ。4月からも『日テレ体質改善』をスローガンに、広告収入の激減など外部環境の変化に対応する改革を断行するという。
その日テレの4月改編の目玉は平日の帯番組の強化だ。まず月曜〜金曜日の午後7時から1時間の新バラエティ番組、その名も『サプライズ』が4月6日にスタートする。「日本の今が分かる」を横軸に「熱ッい」「元気になる」「ビックリ楽しい」など曜日ごとにテーマを設定。くりぃむしちゅーやウエンツ瑛士、えなりかずき、爆笑問題などのタレントが日替わりで司会を務める生放送バラエティだ。
内容は、体当たりドキュメントや視聴者の参加を呼び込む企画を中心に、実験的でアグレッシブな日替わりメニューを用意する。例えば、えなりかずきが司会を務める水曜日のテーマは「熱ッい」では、今の日本を象徴する「現象」「場所」「人物」にとことん迫るという。
お昼の帯番組も注目度は高い。平日午前に放送されていた『ラジかるッ』『おもいッきりイイ!!テレビ』を統合する形で約3時間の大型情報番組『おもいッきりDON!』が3月30日にスタートする。メイン司会は中山秀征。主婦層に人気の高い“ヒデちゃん”が新たなお昼の顔としてどこまで番組を引っ張ることができるのか? このほか日本テレビのアナウンサー、夏目三久と上重聡も司会を担当する。
ちなみに番組のタイトルに「おもいッきり」が初めて付いたのは1987年放送スタートの『午後は○○おもいッきりテレビ』。今回の『おもいっきりDON!』はその第三弾という位置付けだ。改革を進めながらも“おもいッきり”ブランドイメージは守るという日テレの戦略がうかがえる。
帯番組に注力する一方で、ドラマ枠は絞り込む。火曜午後10時のドラマ枠は廃止となり、4月21日から女性向けバラエティ『魔女たちの22時』がスタートする。「30代にしか見えないのに実は50代」といった驚きのギャップを持った“魔女”たちが登場する。司会は女性に圧倒的な支持を得る山口達也をメインに、久本雅美や高田純次などのベテランが脇を固める。









