マイクロソフト(MS)の次世代OS「Windows 7」のベータ版を使って、主な新機能の使い勝手などを検証していこう。今回は新機能の「ライブラリ」とデスクトップ周りの変更点を見ていきたい。
Windows 7は9月に登場する?
新機能を見ていく前に、Windows 7に関する最新情報をまとめておこう。一番のトピックスはWindows 7が今年の9月末から10月上旬に登場するというニュースが海外で流れたことだ。Hewlett-PackardやAcerなど海外大手PCメーカーに製品をOEM供給しているCompal Electronics社長のRay Chen氏が、現在受注しているパソコンの発売プランを踏まえて明らかにした。ただし、マイクロソフトから具体的な投入時期は3月11日時点で正式発表はない。動向が気になるところだ。
以前紹介したように、ベータ版の次はRC(リリース候補)版がリリースされる。RC版の登場は、ベータ版の使用期限が切れる8月より前になるだろう。しかし、噂通り製品版が秋に登場するならRC版のリリースはかなり前倒しされるはずだ。
ちなみに、Windows 7の陰に隠れがちな現行OSのWindows Vistaだが、こちらは昨年リリースされたSP1(サービスパック1)に続いて、SP2のRC版がリリースされた。このSP2はWindows Vista/Server 2008の両方に対応する。正式版のリリースは近日中となっている。
RC版の36の変更点
Windows 7の開発者ブログによると、RC版にはベータ版から36の変更・改善点があるという。
例えばデスクトップでは、「Windows Flip」(Alt+Tabキーで起動)で特定のウインドウサムネイルにカーソルを重ねると、そのウインドウだけが表示されて、ほかのウインドウは枠を残して透明になる「Aero Peek」が利用できるようになる。ベータ版ではタスクバーでのみAero Peekが利用できた。
ほかにも、ソフトウエアキーボードのマルチタッチへの対応、ライブラリでのFAT32のサポート、電源オプションのプランに「ハイパフォーマンス」の追加(ベータ版ではバランスと省電力のみ)など、様々な改良が加えられる。
36番目に挙げられたのがパフォーマンスの改善だ。スタートメニューが表示されるのに要する時間の短縮など、ベータ版からさらにチューニングを施すという。多数のバグも修正され、ベータ版よりさらに高速化と安定化が図られるようだ。











