UQコミュニケーションズは2009年2月26日、高速モバイルデータ通信サービス「UQ WiMAX」のサービスを開始した。開始にあたって、同社は都内のホテルでサービス開通式を開催した。

 開通式では、UQコミュニケーションズ田中孝司社長が「真のモバイルブロードバンド世界への出発」と高らかに宣言。サービス開始に先立って募集した5000人のモニターに約2万人が応募したことも明らかにした。来賓としてあいさつした石崎 岳総務副大臣は「最新の技術が日本のユーザーにインパクトを与え、日本経済の発展に貢献してもらいたい」と期待を示した。

 UQ WiMAXは2.5GHz帯の無線を使った、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsのデータ通信サービス。開始当初のサービスエリアは東京23区、横浜市、川崎市の一部。料金プランは月額定額4480円の「UQ Flat」1種類を用意する。6月30日までは「お試し期間」と位置づけており無料でサービスを利用できる。

 今日時点でUQ WiMAXを利用できるのは5000人のモニターと、同社の専用電話窓口で申し込み、端末を購入したユーザー。現在も専用電話窓口で加入を受け付けており、申し込みから1週間ほどでサービスを利用できる。端末価格は1万2800〜1万3800円で、6月30日までは登録料2835円を支払うことなく加入できる。

 家電量販店などでの加入が可能になるのは、エリアが名古屋、大阪、京都、神戸に広がりサービスが本格化する6月〜7月。その頃には、パソコンメーカー各社からもWiMAX内蔵ノートパソコンが発売される予定だ。インテルによると15社がWiMAX内蔵ノートパソコン発売の意向を示しているという。

UQコミュニケーションズの田中社長と石橋 岳総務副大臣を中心に、KDDIの小野寺 正社長兼会長などUQ株主の要人がシンボルオブジェに手を沿え、UQ WiMAXのサービスを開始した。(画像クリックで拡大)

サービス開始と同時に発売したのは4端末。USBタイプが2種類と、PCカード、ExpressCard/34だ。(画像クリックで拡大)

インテルはノートパソコン内蔵用のWiMAXモジュールを供給。パソコンメーカー各社から7月以降に搭載したノートパソコンが発売される見込みだ。(画像クリックで拡大)

(文/生崎文彦=日経トレンディネット)