ママ向け企画の反響は大

「Happie nuts」
インフォレストが発行するギャル誌(画像クリックで拡大)

 「小悪魔ageha」を擁するインフォレストが、今度は小さな子供を抱える“ママ”に向けたギャル誌「I LOVE mama(アイ ラブ ママ)」を3月から定期刊行する。これは08年9月と12月に「Happie nuts(ハピー ナッツ)」の増刊号として発行した「mama nuts×小悪魔ageha(ママ ナッツ アゲハ)」を月刊誌として定期刊行化するもの。ちなみに「Happie nuts」も同社のギャル誌だ。

 なぜ今、ママ版ギャル誌を発行するのか。「I LOVE mama」の山下綾子編集長は以下のように分析してくれた。

 まず、既存のギャル誌でママ関連企画の反響が大きかったこと。「Happie nuts」では毎月ママ関連の企画を掲載。「小悪魔ageha」でも同誌の人気モデルでもあり、自身もママでもある“ももえり”こと桃華絵里が連載ページを持っている。桃華の連載など、ママ関連企画に好意的な意見を寄せる「ママ読者」がアンケート全体の約25%を占めていたという。

 続いて、他社の若いママ向け雑誌が堅調に売上を伸ばしていること。「CanCam」(小学館)など赤文字系雑誌を卒業した読者に向けた「SAKURA(サクラ)」(小学館)、カジュアル系のファッションを好む読者を対象とした「nina’s(二ナーズ)」(祥伝社)は、ともに10万部を発行。現在、年2回のペースで発刊している「SAKURA」は今年の夏から発行頻度を上げる予定だ。

 最後に編集部内で父親になった編集者が立て続けに出たことで、ママに向けた雑誌を創刊したいとの機運が高まったことも創刊を後押しした。もちろん「ギャルがずーっと幸せでいられるようにしたい」という山下編集長の思い入れも強かった。

 そこで定期刊行化を目標に増刊号「mama nuts×ageha」の発行を決定。それに掲載する読者スナップの撮影会の告知を「小悪魔ageha」「Happie nuts」上で行ったところ、約1000人もの参加者が渋谷に集合した。読者の「mama nuts×ageha」への熱量の高さは部数にも表れており、1号目は発売3日で15万部が完売。書店からの問い合わせが多く、増刊としては異例ともいえる3万部を増刷をしたほどだ。