アップルが「iPhone」「iPod touch」向けに運営する「App Store」は、15000本もの有料/無料アプリを扱い、全世界に多くのユーザーを抱える。2009年1月23日の時点でダウンロード数は5億本を超え、アプリの種類はゲームから学習用アプリ、情報サイトのiPhone/iPod touch版など多岐にわたる。参入企業も増え続けている。
なかでも急激に立ち上がってきているのがゲームだ。1月23日時点、App Storeのゲームアプリケーションの数は3500本。ハドソンやスクウェア・エニックスなど国内大手ゲームメーカーや個人制作のゲームまで千差万別。アクションやパズルゲーム、スポーツなどバラエティー豊かな種類がそろう。価格は高いもので1200円、安いもので115円。無料のものも多い。無料版の中には有料版のお試し版があり、無料版を試してもらって面白ければ有料版を購入してもらおうという戦略だ。
売れ筋のゲームを見てみると、iPhone/iPod touchの特徴を生かしたゲームがヒットしている。画面を指で触って操作するマルチタッチと加速度センサー、カメラなどを使ったものだ。従来のゲーム機の十字キーと複数個のボタンを使うオーソドックスなものではない。大手メーカーの移植作品よりも、個人やベンチャー企業がオリジナルで作成したものの方が人気ランキングで上位にくるのは、iPhone/iPod touchの特徴を上手に生かしているためだ。米アップル ワールドワイドプロダクトマーケティング iPod担当シニアディレクターのStan Ng(スタン・イング)氏は、「開発者は今までにない新しい形のゲームを作ることが可能」と語っている(インタビュー記事)。
作り手から見たApp StoreとiPhone/iPod touchの魅力を、全世界で50万ダウンロードを記録した大ヒットゲーム「PocketGuitar」の作者である笠谷真也氏に聞いた。












