大学進学、入社、転勤などで一人暮らしを始める人向けに、今年も家電量販店や大手スーパーの店頭では「新生活家電フェア」がスタート。割安な3点セット、4点セットを用意して販売競争を繰り広げている。各社の商品ラインナップや人気のセットを紹介しつつ、賢く買うコツを探る。

必要なモノだけを無駄なく買う
無印の一押しは「家電3点セット」

 デザインも機能もシンプルで価格もリーズナブル、部屋をトータルコーディネートできるオリジナル家電を最初に手がけ、若い世代から大きな支持を得てきたのが無印良品。色は部屋の中に置いてもインテリアの邪魔にならないホワイトグレーで統一。この家電シリーズはその後、若者世代向け家電のお手本的存在になった。各家電量販店は同社にならい、モノトーンに近いオリジナル家電シリーズを開発し、競い合っている。

 そんな無印良品の今年の新生活向け家電セットは、冷蔵庫・洗濯機・オーブンレンジの3点セット。「年間を通して売れている3つの家電をセットにしたもので、この価格で買えるのは今の時期だけです。冷蔵庫、洗濯機はデザインをリニューアルし、さらに冷蔵庫は庫内の棚・ポケット類を抗菌仕様に変更するなど、ニーズの高い機能をプラスしています」(良品計画 宣伝販促室の片寄美恵氏)。

 最近の傾向については、「掃除機などすでにいくつかの家電を持っている方も多く、必要なものだけを買いたい、無駄なものでお金を使いたくないという方が多い」(良品計画・片寄氏)。そうした声を受けて、同社では本当に必要な冷蔵庫・洗濯機・オーブンレンジの3点セットを用意したという。

「家電一式3点セット」(6万9000円)。電気冷蔵庫(137L、単品では3万5000円)は扉のハンドルデザインを刷新、棚・ポケット類を抗菌仕様に。オーブンレンジ(16L、単品では1万7900円)は待機電力をゼロにし、過熱時間を調節する重量センサー搭載、電子レンジ、オーブン、オーブントースター、グリル機能付き。電気洗濯機(4.2kg、単品では2万8000円)は部屋干し時間を短縮する風乾燥機能付き(画像クリックで拡大)