マイクロソフト(MS)の次世代OS「Windows 7」のベータ版の一般ユーザー向けダウンロードについて以前にお伝えした。残念ながらダウンロードサービスは既に終了している。今回から数回に分けて、Windows 7のベータ版を使って主な新機能の使い勝手などを検証していこう。

Windows 7の発売は案外近い?

 まずはリリースのスケジュールやエディションの情報などを整理してみよう。Windows 7には開発チームによるブログがある(日本語訳版)。最新情報はこのブログで公開されることが多いので、気になる人はこまめにアクセスするといいだろう。

 ブログによると、ベータ版の次にリリースされるのは製品候補版(RC:Release Candidate)になるという。

 製品候補版とは、ほぼ製品版に近いバージョンのことだ。重大な問題だけを修正して、機能の追加など大きな改良はしないのが一般的だ。製品候補版の次にリリースされるのはパソコンメーカー向けの製造段階版(RTM:Release To Manufacturing)。メーカーはこれを使って自社製品にWindows 7を組み込む。そうしてWindows 7を搭載したパソコンやパッケージ版のWindows 7が登場するのだ。

 Windows Vistaの場合、ベータ1、ベータ2をリリースしてから2006年9月に製品候補版、11月に製造段階版が登場し、翌年1月末に製品が発売された。

 これをWindows 7に当てはめると、次に製品候補版が登場してから4カ月前後で製品版が登場する可能性がある。マイクロソフトは具体的なスケジュールを明かしてはいない。ただ、欧米のクリスマス商戦に合わせて登場するのではとの見込みが多い。ベータ版の完成度の高さと、Windows 7がVistaの改良版であることを考えると、決して無理なスケジュールではないだろう。