「2009 International CES」の2日目(正式には2日目)にあたる2009年1月8日(現地時間、以下同)は、ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)の展示ブースがオープンし、各社の出展製品や新技術が一堂に会する。

 この日も午前8時半から別会場のSands Expoにソニーのハワード・ストリンガー氏によるキーノートスピーチ(基調講演)、さらに16時から夕方からBDA(ブルーレイ・ディスク・アソシエーション)によるプレスカンファレンスと講演が続く。それらの取材の合間をぬって、筆者もLVCCで展示を行うAV機器関係の展示ブースを大急ぎで巡り、日本の大手AVメカーの主な出展物をチェックしてきた。

LEDバックライト搭載 4k2k解像度「Cell TV」を初展示する東芝ブース

LVCCの東芝ブース。東芝はテレビのみならず半導体なども含めた総合電器メーカーだけに、取り扱う製品も幅広い(画像クリックで拡大)

 東芝は、7日に行われたプレスカンファレンスで「Cell TV」や「Resolution+」(超解像技術)などテレビ関連の技術を多数発表していた。今回、LVCCに設置されているブースを訪れるとCell TVのデモをはじめとして、カンファレンスで登場した多数の技術を確認できた。

プレスカンファレンスで予告したCell TVを参考展示。パネルは4k2k(3840×2160ドット)で、現行のREGZAシリーズと同じ超解像処理を画面4分割で実施する。既報の通りHDDは3TB、8チューナー搭載を予定している(画像クリックで拡大)

Cell TVはチューナーを分離したセパレート構成を採用。つまり4k2kの映像をケーブルなどを通じて伝送することになるが「どう送るかは秘密」とのこと(画像クリックで拡大)

北米のREGZAシリーズで採用する、120Hz駆動に黒挿入を組み合わせた「ClearScan240」をデモ展示。写真はテレビの解説をしてくれたテレビ担当の本村裕史氏(画像クリックで拡大)

CEATEC JAPAN 2008でも展示していた「立て掛けTV」をCESでも展示。ただし、今回の展示機は内蔵ストレージを256GBの自社製SSDに変更している(画像クリックで拡大)

「超解像」こと「Resolution+」の技術デモ。CEATECの時とは異なり、ソースを1080p(1920×1080ドット、プログレッシブ映像)に変更していた(画像クリックで拡大)

テレビ上部に設置した赤外線センサーによるハンドジェスチャーUI(ユーザーインターフェース)。3Dデザインの映像を操作するさまは映画『マイノリティレポート』風。仕組みは赤外線によって距離を2次元で測定して解析し、UI操作に反映させるというもの。赤外線センサーは安価なものの、動作の解析とUI表示にはCellクラスのLSIが必要とのことだ(画像クリックで拡大)

REGZAに搭載されるネットワーク機能「TV Widget」のデモ。日本ではHDD&DVDレコーダー「VARDIAシリーズ」で知られる片岡秀夫氏が開発を担当する。Widgetの発想はPCのものと同じで、Yahoo!などを通してメーカーを超えた互換性のあるアプリケーションを使える。なお、北米に続いて欧州でも発売すると見られるが、日本での展開は未定だという(画像クリックで拡大)

単体のネットワークデバイスも登場。MCX(Windows Media Center Extender)を採用することで、PC内のコンテンツにアクセスできるXbox 360のPC連携機能と同等のものを搭載している(画像クリックで拡大)