「2009 International CES」の初日となる1月8日(現地時間)の午前8時半から、ソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEOによるキーノートスピーチが行われた。 キーノートスピーチはCES公式のセッションで、最も大きな会場を用い、近未来のデジタルシーンをイメージさせる講演が行われるのが恒例だ。ストリンガーCEOは米3大ネットワーク・CBSニュース出身ということもあり、幅広い人脈を生かした豪華ゲストとの演出が印象的だった。

トム・ハンクス氏が元コメディアンの実力を発揮

 講演に先立って登場したのは、2009年5月に世界同時公開される映画『天使と悪魔(Angels & Demons)』に主演する俳優のトム・ハンクス氏。自宅にはトリニトロンやウォークマンなどソニー製品ばかりに囲まれているなどとジョークを交えながら、ソニーとの関わりを語った。途中から登場したストリンガーCEOを交え、軽快なトークで会場を沸かせていた。

 公演中には一見フォトフレームにも見える「クロックラジオ」や、有機ELを使った小型ディスプレイを紹介した。

豪華ゲストのトップバッターは俳優のトム・ハンクス氏。登場早々、軽快なトークで会場をわかせる(画像クリックで拡大)

「映画『Angels & Demons』の宣伝ではない」と言いながら、ちゃっかりとプロモーション映像を上映(画像クリックで拡大)

ストリンガーCEOもトム・ハンクス氏とトークの掛け合い。トム・ハンクス氏は韓国・LG電子やカシオ計算機、三洋電機など他社の名前も出したギャグを飛ばしていた(画像クリックで拡大)

開発中のメガネ型ディスプレイもトム・ハンクス氏が装着。「これならギャラもいらない」と満足な様子だった(画像クリックで拡大)

次世代クロックラジオも披露。無線LAN搭載例えば音楽PV(プロモーションビデオ)や天気予報などをネットで再生する(画像クリックで拡大)

有機ELの小型デバイスを手にしながら再生中の映像を見て「このディスプレイならこうしてビヨンセを抱きしめることもできる」とジョークを飛ばしていた(画像クリックで拡大)