「2009 International CES」の展示会場オープンに先駆けて2009年1月7日(現地時間、以下同)に開催された各社のプレス向けカンファレンスの模様を引き続き紹介していこう。15時にはパナソニック、16時15分にはソニーがカンファレンスの開催とともにブースを先行オープンした。

 AVシーンを代表する重要なメーカー2社でありながら、パナソニックはカンファレンス会場のSand Expo、ソニーはメーン会場のLVCC(ラスベガスコンベンションセンター)と離れた会場で連続する、まさにプレス泣かせの日程。パナソニックのカンファレンス終了後、タクシーやシャトルバスにダッシュして行列を作るアツい姿があちこちで見られた。

 しかし、アツいのはプレス陣だけではない。新技術と新製品を次々と公開したパナソニックに、ブースの1日先行オープンという離れ業(ただし、毎年恒例)のソニーはどちらも注目の内容満載だ。

3D技術を大々的にアピールするパナソニック

 パナソニックのプレスカンファレンスは、午前中の他社よりも一回り以上大きい会議室に多数の席を設けて開催された。

 昨年初登場した108V型プラズマテレビのデモに続いて登場したのは、今年の新トレンドと見られる「3D技術」だ。

 パナソニックの持つ「3D立体視技術」、フルHDの映像をそのままBDに収録する「3D映像のBDオーサリング」、『タイタニック』などを手がけたジェームス・キャメロン監督のビデオ上映による「3D技術におけるハリウッドとの協業」を紹介。カメラを構えたジェームス・キャメロン監督によるビデオメッセージで、3Dへの取り組みをアピールした。日本ではいま一つなじんでいない気もする3D技術だが、米国ではCG映画を中心に劇場でも人気が高い。ハリウッドのさまざまなスタジオと関係の深い同社は、3D技術のけん引役となっていきそうだ。

パナソニックはひときわ広い会場を設けて製品デモを実施した(画像クリックで拡大)

3D技術が冒頭のテーマ。カンファレンスなので3D上映はもちろんなかったが、1月8日に開始するLVCCのブースにはフルHD 3Dシアターが登場する(画像クリックで拡大)

『タイタニック』の監督として知られるジェームス・キャメロン監督のサポートメッセージも上映した(画像クリックで拡大)