2009年1月8日(現地時間、以下同)に開幕する「2009 International CES」の第一弾は、展示会場に先駆けて1月7日に開催された、メーカー各社のプレス向けカンファレンスだ。午前10時にスタートした東芝を皮切りに、日本の大手AV機器メーカーは12時からシャープ、15時からパナソニックと続いた。16時15分にはソニーがカンファレンスと同時にブースを先行オープンするなど、AV機器ユーザーにとって重要なイベントが目白押しだった。

 各社のカンファレンスでは、どのような内容を扱っていたのか。午前中に開催された東芝から要点を絞って紹介していこう。

2010年に「4k2kパネル搭載CELL TV」の北米発売を見込む東芝

 プレスカンファレンスのトップバッターとなった東芝は、同社の薄型大画面テレビ「REGZAシリーズ」の2009年モデルの新製品と戦略を発表した。

饒舌(じょうぜつ)なトークで製品を解説するTohiba America Consumer Products, LCCのVP(副社長), Maketing TV GroupのScott Ramirez氏(画像クリックで拡大)

東芝が示したテレビの進化とREGZAのイメージ(画像クリックで拡大)

米国のテレビ販売シェアはサムスン電子、ソニーに続き第3位となった(画像クリックで拡大)

カンファレンスは北米モデルの発表の場にもなっている。最新モデルの機能を個別に解説していた。「SV670」は最上位のモデル(画像クリックで拡大)

北米モデルのラインアップ一覧。特に40V型以上の層を厚くしている(画像クリックで拡大)

 ポイントは「高画質の実現」「コスメティックデザイン」「ネットワーク」の3軸だ。「高画質」の実現には日本でもすでに発表されている「AutoView」(日本名、おまかせドンピシャ高画質)、「Resolution+」(同、超解像技術)のほかに、新技術として4倍速駆動の「ClearScan240」を発表した。さらにバックライトを制御する「Dyna Light」や部分駆動LEDバックライト「FocaLight」も上位機種に搭載しており、100万:1のコントラスト比を実現している。

 「コスメティックデザイン」は全面フルフラットのデザインコンセプトで、カリブ海のイメージとのことだ。

「ClearScan240」は4倍速駆動である240Hz駆動技術。ただし120Hz駆動にバックライトを交互に点灯する技術スキャンニングを組み合わせたものなので、「240Hz相当」と呼ぶべきかもしれない(画像クリックで拡大)

写真では分かりにくいが、全面フルフラットにしたことが大きな特徴となっている(画像クリックで拡大)