PDT社の出展していたWebカメラ。一見通常のカメラに見えるが、パッケージには「3D Motion」の文字が躍っており、懐かしの赤青フイルム付き3Dメガネが付属している(画像クリックで拡大)

 世界最大規模のコンシューマエレクトロニクス機器の展示会「2009 International CES」が、米国ラスベガスにて2009年1月8日(現時時間)より始まる。

 昨年の出展では「Blu-ray vs. HD DVD」の次世代DVD規格争いを巡り、米ワーナー・ブラザースが直前にイベント開催を取りやめたりと、舞台裏も含めて大いに盛り上がったことも記憶に新しい。

 会場は日本の幕張メッセ以上に広大なラスベガスコンベンションセンター(LVCC)と、ホテルベネチアンに隣接したサンズエキスポ(Sands Expo)の2カ所だ。

 開催前々日の1月6日には、プレイベントとして各社が事前に新製品をお披露目する「CES Unveiled」が開催された。この「アンヴェールド」というイベント名を聞くと「CESの目玉となる製品が一堂に会するイベント」になると思いきや、大きなブースを構えることのない比較的小規模なメーカーが新製品をアピールする場になっている。そのため若干ガッカリすることが、プレス関係者の間でも“お約束”になっている。

 そんなCES Unveiledだが、日本では見かけないような米国・欧州発のPC周辺機器など、面白い小物で楽しませてくれるのも恒例行事。写真を中心に会場で見かけた“変わり種”製品を中心に取り上げていこう。

PDT社の出展していたWebカメラ。一見通常のカメラに見えるが、パッケージには「3D Motion」の文字が躍っており、懐かしの赤青フイルム付き3Dメガネが付属している(画像クリックで拡大)

カメラを通した映像を、なんと3Dで表示できる!(写真はメガネを通さず見たモノ)というのがこの製品のウリ。映像は赤青カラーになってしまうが、古い3D技術並みには立体に見える(画像クリックで拡大)

HDMIの規格団体「HDMI Licensing LLC」も、担当者だけの地味なブースながら出展していた。新規格では「2k4k解像度対応」「ネットワーク機能搭載」などAVファン注目の発表がなされていた。現規格との互換性をたずねたところ、「端子は変わらないけど新機能の一部は新規格対応のケーブル専用になるかも」とのこと(画像クリックで拡大)

マットの上に置くだけでワイヤレス充電を可能とする「Powermat」も出展。PSPやiPodなどに専用アダプターを接続してデモしていた。専用アダプターを介する場合には接続の手間が生じるが、充電技術を内蔵した機器が登場すれば、真のワイヤレス化も可能になる(画像クリックで拡大)

「Tri-Speces社」による、サングラスとイヤホンの一体型製品。サングラスメーカーのオークリーなども販売しているようなタイプだ。写真では見えにくいが、先端からイヤホン端子が伸びており、Bluetooth対応機器からワイヤレスで再生できる。「サングラス部は無色レンズ、偏光レンズなどの互換性もある」とのことだ(画像クリックで拡大)

フランスのParot社によるiPod一体型スピーカー。上部に充電対応ドックを搭載しており、黒いきょう体はインテリア的にもかっこいい。2スピーカーを内蔵しており、米国で500ドルで発売予定とのことだ。「Parot社は世界中で製品を発売しており、日本でもいずれは発売されるだろう」という(画像クリックで拡大)

三菱エレクトロニクスアメリカによる3Dテレビの展示。専用の映像ソースを専用グラフィックカード搭載のパソコンから出力し、サングラス風の3Dメガネをかけることで視聴できる(画像クリックで拡大)

会場で見かけたもので最も異色(?)に感じた「FLEXiCORD」。HDMIケーブルやUSBケーブルなのだが、針金のように自由に曲げられるだけでなく、曲げたままの状態にしておける。機器間を接続する際に面倒なケーブルの取り回しが楽になる……?(画像クリックで拡大)