天才的な殺人犯ジグソウが仕掛けた死のゲームを描く『ソウ』シリーズは、米国では今や晩秋に欠かせないスリラー映画として定着しており、その名前は日本でも広まりつつある。

 ただ、よほどコアなファン以外は、シリーズを見続けていないように思う。実際、『ソウ2』ぐらいまでで止まっている人がほとんどではないだろうか。そこでここでは、コンスタントにヒットを飛ばす、これまでのシリーズの流れと魅力を解説していきたい。

『ソウ5』
監督:デビッド・ハックル
出演:トビン・ベルほか
配給:アスミック・エース
http://www.hi-mu.jp/
11月28日(金)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか 全国ロードショー
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 2004年に1作目が公開されて以来、全米では5年連続でハロウィン・シーズンに最新作がお目見えしている。ハリウッド映画としては低予算といえる1000万ドル(約9億5000万円)そこそこの製作費で、コンスタントに5000万ドル(約48億円)以上の全米興行収入を稼ぎ出すのだから、これは立派なドル箱シリーズだ。

 日本でも毎年、公開規模に見合ったヒットを記録するうえに、DVD化されると劇場以上のヒットを記録する。DVD業界では、1本が当たると、ジャケットや邦題を真似た亜流作品が雨後のタケノコのごとく現れる傾向にあるが、ここ数年で『ソウ』に似たパッケージのDVDは無数に現われているのだから、シリーズの人気は推して知るべしである。

●『ソウ』シリーズの日本での興行成績
ソウ 3億5000万円
ソウ2 4億6000万円
ソウ3 5億円
ソウ4 4億円

 今年も最新作『ソウ5』が10月に全米で封切られ、11月中旬の時点で5000万ドルを突破した。日本では11月28日から公開する。