「dogdays―キミとのやさしい時間―」は2008年10月22日発売で価格は2000円(画像クリックで拡大)

 CDの音楽をBGMにして愛犬に語りかける――珍しいコンセプトのCDが新聞、テレビなどでも紹介され、ちょっとした話題になった。10月下旬に発売された“語りかけCD”「dogdays―キミとのやさしい時間―」がそれ。犬にしか聞こえない周波数帯の音も入っているのが特徴だ。

 放送出版エージェンシーが発売し、コロムビアミュージックエンタテインメントが販売している。シューマンの「トロイメライ」やショパンの「子犬のワルツ」などのクラシック曲を流しながら、飼い主がCDジャケットに書かれたメッセージを犬に読み聞かせる。収録されている曲は計10曲。アレンジャー、プロデューサーとしても松田聖子や吉田拓郎などを手がけた、音楽家の鳥山雄司氏が選曲した。1曲目と5曲目に人間には聞こえない周波数帯の音も収録しているのがポイント。音楽をかけてリラックスした時間を過ごすことを犬に習慣づける意味合いがある。

麻布大学獣医学部 動物応用科学科 介在動物研究室の太田光明教授

 「猟犬のトレーニングなどでは2万〜3万ヘルツの音を出す犬笛が使われる。CDに含まれる1万6000ヘルツ程度の高周波音を聞くと犬は敏感に反応する」と語るのは、CDを監修した麻布大学獣医学部の太田光明教授。一度ワクワスさせてから、静かなクラシック音楽にあわせて、英文の詩「犬の十戒」を基にしたメッセージを語りかける――これを繰り返すことで犬も、リラックスできるというのがコンセプトだ。