パイオニアは2008年11月13日、東京・目黒の同社本社内にハイクオリティースピーカー「TAD Reference One(TAD-R1)」などを常時設置して2chピュアオーディオや5.2chサラウンドを視聴できる「ハイエンドオーディオ試聴スタジオ(仮称)」を披露した。2008年11月15日から予約受付を開始し、一般公開をスタートする。

2008年11月13日に公開した「ハイエンドオーディオ視聴スタジオ(仮称)」(画像クリックで拡大)

 ハイエンドオーディオ視聴スタジオは、1974年1月のパイオニア本社ビル完成時に開設した「第1スタジオ」を改装したもの。第1スタジオは躯体から遮音構造、防振構造、天井や壁の内装形状、照明設備まで含めて音響建築設計がなされており、内装には檜の無垢の天然木がふんだんに使用されている。パイオニア提供番組の収録や楽曲の収録、デモ用音源収録などさまざまなレコーディングに使用されたという。

 実際にスタジオを使用したアーティストなどから定評のあった“ライブ感(残響感)”を生かしながら、「録音スタジオ」から「視聴室」への改修プロジェクトを実施。ピアノ室などに使用していた前方スペースに壁を設置し、調整室との間仕切りのガラス窓部分には吸音壁を設けるなどして、前方の反響性と後方の吸音性を高めた「フロントライブ、デッドエンド」に仕上げている。

ハイエンドオーディオ視聴スタジオの内装。34年前に開設した第1スタジオの内装をそのまま活用し、無垢の檜の天然木をふんだんに使用している(画像クリックで拡大)

 ハイエンドオーディオ視聴スタジオでは、TAD Reference Oneによる2chオーディオシステムと、5.2chサラウンドシステムを日替わりで展示し、視聴環境を提供する。常設システムは以下の通りだ。

●2chオーディオシステム

スピーカーシステム: TAD-R1(メーカー希望小売価格:1本315万円)
プリアンプ: PASS XP-10(同:73万5000円)
パワーアンプ: PASS X600.5(同:294万円)
CDプレーヤー: EMT986(同:78万7500円)

●5.2chサラウンドシステム

スピーカーシステム: S-1EX×2(同:1本52万5000円)
            S-2EX×2(同:1本31万5000円)
            S-7EX×1(同:42万円)
            S-W1EX×2(同:1本21万円)

AVマルチチャンネルアンプ: SC-LX90(同:88万円)
Blu-rayプレーヤー: BDP-LX80(同:21万円)
プラズマモニター: KRP-600A(同:94万円)
プロジェクター、スクリーン

報道陣に公開された2chオーディオシステム。同社の「TAD-R1」のほか、PASS Laboratoriesのプリアンプ「PASS XP-10」やパワーアンプ「PASS X600.5」などのハイエンド機器が並ぶ(画像クリックで拡大)

報道陣に公開された2chオーディオシステム。同社の「TAD-R1」のほか、PASS Laboratoriesのプリアンプ「PASS XP-10」やパワーアンプ「PASS X600.5」などのハイエンド機器が並ぶ(画像クリックで拡大)

 ハイエンドオーディオ視聴スタジオの予約は2008年11月15日に受付を開始する。ユーザーの要望を聞きながらセッティングや視聴時間の設定などを行うため、パイオニアショールームへの電話受付のみとなる。

●パイオニアショールーム
営業時間: 10:00~18:00
定 休 日: 毎週水曜日
住  所: 東京都目黒区目黒1-4-1

ショールーム予約受付電話番号 03-3495-9911

■関連情報
・TADのWebサイト
  http://tad-labs.com/
・パイオニアショールーム
  http://pioneer.jp/corp/showroom/

(文/安蔵靖志=日経トレンディネット)