これまで「高機能の9xxシリーズ」「スタンダードな7xxシリーズ」として分類されてきたNTTドコモの携帯電話端末だが、この秋冬モデルからは新たな型番やシリーズ分類が採用され、その内容が大きく変化することとなった。実際どのように変化したのか、端末を選ぶ際どうやって判別するべきなのかを、各シリーズに属する端末と共に確認しておこう。

型番は機械的になり、シリーズ分類は判別できなくなった

 まずは型番の変更点から確認してみたいと思うが、その前に従来のNTTドコモにおける型番の付け方を振り返ってみよう。

 「SH906iTV」など従来機種の型番は、まずメーカー名とシリーズ番号(1桁、9は高機能、7はスタンダードといった具合)、通し番号(2桁)が入り、さらにiモード対応端末は"i"が、薄型やワンセグ重視など特定のコンセプトを取り入れた端末は"μ" "TV"などが付く形となっていた。またスマートフォンに関しては、「F1100」のように数字の桁数が4桁になるなど、音声端末とは別であることが明確に区別されていた。

 では、新しい型番はどのような形になっているのか、"N-03A"を例として確認してみよう。まず冒頭のアルファベットだが、これは従来通りメーカー名を示すものとなっている。N-03Aの場合、"N"なので従来通り「NEC製の端末」ということになる。

 次に2桁の数字だが、これは発売順に付けられる通し番号となっている。N-03Aの場合"03"なので、NEC製で3番目の端末ということになる。 ちなみに数字は増え続ける訳ではなく、秋冬モデルから始まり、次の秋冬モデルにはリセットされる形となる。

 そして最後のアルファベットだが、これは今回の秋冬モデルからの年度数を表す記号となっている。現在は全ての端末が"A"となっているが、来年の秋冬モデルからは「N-03B」というように、"B"に変化する訳だ。

 従来と大きく変わった点は、型番にシリーズの分類やiモードの有無、コンセプトなどが含まれなくなったということだ。それゆえスマートフォンにも「HT-01A」(HTCのTouch Diamond)というように共通の型番が付けられ、型番から機能やサービスを判別することはできなくなっている。端末を購入したり、指定したりする時は従来以上に注意する必要がありそうだ。

リニューアルされた新しい型番の内容