パナソニックが、いよいよ10月31日に販売を開始する「LUMIX G1(DMC-G1)」。初のマイクロフォーサーズ対応機で、デジタル一眼ユーザーの拡大を狙う意欲作だ(画像クリックで拡大)

 デジタル一眼の新しいマウント規格として、パナソニックとオリンパスイメージングが8月5日に発表したマイクロフォーサーズ規格。記者発表会の場では、具体的な製品については両社とも「未定」としていた。

 それからひと月ほど経った9月12日、パナソニックがマイクロフォーサーズ規格のカメラでは第1号となる「LUMIX DMC-G1(以下、LUMIX G1)」を発表。10月31日の販売開始がいよいよ迫ってきた。

 プロカメラマンとしては、新しい規格のLUMIX G1がこれまでの撮影スタイルをどう変えてくれるのか、大いに気になっている。今回、画質の評価ができないデモ機だが、発売に先駆けて現物に触れる機会に恵まれた。その感想を簡単に述べてみたいと思う。

写真で見る印象よりも、実物はかなり小さい

 マイクロフォーサーズ規格について、簡単におさらいしておこう。4/3型のイメージセンサーを使用する点では、兄貴分のフォーサーズシステムと一緒だ。ただ、マウントの外経が6mm縮小され、フランジバック(撮像素子面からマウントまでの長さ)がおよそ半分の20mmに短縮されている。ボディーとレンズとの間で情報をやり取りする電気接点も増加した。

 フランジバックを短くしたことで、光学ファインダーで像を見るためのミラーを置くスペースはなくなった。いわゆる「一眼レフ」の構造ではないため、メーカーでは「デジタル一眼」と表現している。

光学ファインダーへと像を導くミラーがないため、レンズを取り外すとイメージセンサーのローパスフィルターがむき出しになっている。背面は、大きな3型ワイド液晶モニターが大半を占めるが、操作ボタン類はLUMIXシリーズとできるだけ共通になるよう工夫している(画像クリックで拡大)