※この記事は10月29日時点の情報です。

 今、日本は「お笑いブーム」と言われている。1980年代初頭から始まった漫才ブームから何度目のブームになるのかはさまざまな意見があるが、現在テレビをつければ、どこかのチャンネルに必ずお笑い芸人が出演しているといっても過言ではない。しかも2000年ぐらいから始まった今回のブーム、07年の後半になった現在でも衰えを見せない。

 今回のブームで特徴的なのが、ショートネタがウケていること。1分程度の短い時間でお笑い芸人がネタをどんどん披露する『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)、『エンタの神様』(日本テレビ系)、『あらびき団』(TBS系)などが人気となっている。また、空いた時間にすぐに見られるショートネタはネットとの相性もいい。たくさんのWebサイトやケータイサイトがネタを配信している。

 そんな中、コントの日本一を決める『キングオブコント2008』(TBS系)が10月5日に放送された。漫才日本一決定戦の「M-1グランプリ」やピン芸No.1決定戦の「R-1ぐらんぷり」と同様にお笑い芸人の王者決定戦であり、決勝に進出した芸人は5分という持ち時間でストロングスタイルのコントを披露した。構成を練り練ったコントの数々は、ショートネタとはまた違うお笑いの楽しみを視聴者に与えたはずだ。

 『キングオブコント2008』の登場はショートネタブームの反動なのか? 今後はショートネタからストロングスタイルのコントにトレンドが変化していくのか? 『さんまのスーパーからくりTV』などを手がけ、今回の『キングオブコント2008』のチーフプロデューサーを務め、準決勝までの審査員も担当したTBSの合田隆信プロデューサーに同大会の狙いや最近のお笑いブームの現状などを聞いた。

合田隆信(ごうだ たかのぶ)
TBSテレビ 編成制作本部 制作局 バラエティ制作センター チーフプロデューサー
『さんまのスーパーからくりTV』などのヒットバラエティ番組を多数手がける。10月29日、水曜夜7時56分スタートの『悪魔の契約にサイン』のチーフプロデューサーも担当