『FFぜんぶ入り』を目指して奮闘中!

荒川氏の個人的なお気に入りキャラクターは『FF II』のフリオニールだとか。遠く離れた場所から弓で、スナイパーのようにコツコツと攻撃するのが楽しいそうだ(画像クリックで拡大)

――12月の発売に向けて、開発の進ちょく状況はいかがですか?

荒川氏:作品のボリュームがあることは最初からわかっていたので、スケジュールをいつもよりタイトに設定していました。ですから、現時点ではそれほど追いつめられたような状況ではありませんが、開発スタッフは本当に頑張ってくれています。今もチームでアイデアをどんどん出し合っては、チューニングを繰り返しています。

――技術的な部分で苦労された点はありますか?

荒川氏:苦労したのはPSPのメディアであるUMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)ですね。現在の家庭用のゲーム機ならば、本体のメモリーに余裕があるので、ゲーム中にDVDを回して裏でデータをどんどん読み込んでストレスなく遊べるように設計できるのですが、PSPのような携帯ゲーム機の場合、UMDを回しすぎると電池がなくなってしまうんです。でもそれを怠ると、データの読み込みが増えてストレスがたまってしまうので、プログラマがちょうどいい落としどころを決めるのに苦労していました。

――東京ゲームショウでの本作はどのように展示されますか?

荒川氏:ゲームショウでは、一番新しいショウバージョンを用意して、試遊台をたくさん出します。今回はキャラクターが6人使えるようになっています。発売前の最後の試遊になるかと思いますので、ぜひ来場の際は気軽に遊んでみてください。

東京ゲームショウ当日のスクウェア・エニックスブースでは、この『ディシディア ファイナルファンタジー』の試遊ブースは大きく設けられる予定だ。限定PSP同こん版の仕様も発表になるか?(画像クリックで拡大)

――最後に本作の見所とメッセージをいただけますでしょうか。

荒川氏:『ファイナルファンタジー』20周年記念に加え、発売日が数え年で二十歳ということで、『FFぜんぶ入り』を目指して頑張っています! FFシリーズファンであるみなさんの思い出を壊さないように気を遣いましたので、懐かしくも新鮮な感覚で遊べるようになっていると思います。ぜひご期待ください。

 また、本作は基本的にアクションゲームではありますが、『ファイナルファンタジー』がRPGであるということを意識して、アクションゲームが苦手な方でも楽しめるような『RPGとしてなじみ深いシステム』も用意しています。年齢や性別に関係なく、誰もが必ずエンディングにたどり着けるようになっていますので、ご安心ください。

 それともうひとつ、ゲームを好きなところでいつでも中断できるようにして、5〜10分ずつ気軽に遊べるようになっていますので、通勤・通学時のちょっとした時間を使って、忙しい人でも遊びやすいように設計しています。

 私自身はこのタイトルを、FFブランドにとっての新しいスタートになるのではないか、と考えています。プレイヤーの皆さんと、スタッフが垣根をを超えて一緒に盛り上がれるタイトルに育てていけるとうれしいですね。

(聞き手/稲元 徹也)

■DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)

メーカー:スクウェア・エニックス
対応機種:プレイステーション・ポータブル(PSP)
ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション
プレイ人数:1〜2人
発売日:2008年12月18日発売予定
価格:6090円(通常版)/2万5890円(PSP本体同こん版)
CEROレーティング:C(15才以上対象)

(C)2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTERCTER DESIGN:TETSUYA NOMURA

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