新型パジェロの「ロングボディーSUPER EXCEED」。外観で目に付く改良点はクロームメッキのフロントグリル(画像クリックで拡大)

 三菱自動車は2008年10月1日、オフロード4WD車「パジェロ」にディーゼルエンジン搭載グレードを追加、外観および内装を一部改良して発売した。今回パジェロに搭載されたディーゼルエンジンは、現行の「新長期規制」(平成17年排出ガス基準、2005年10月1日適用)に適合するものだ。

 エンジン型式は3.2L直列4気筒DOHC16バルブターボで、先代パジェロに2004年まで搭載されていたディーゼルエンジンを改良したもの。排ガス浄化性能を向上させる装備として、高圧で微粒子化した燃料を噴射する「コモンレール燃料噴射システム」、NOx(窒素酸化物)を無害なN2(窒素)に還元する「NOxトラップ触媒」、PM(Particulate Matter、粒子状物質)をキャッチして燃焼し除去する「DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)」を新たに採用した。

 日本ではすでに、2009年10月1日から適用される世界最高水準の厳しい排ガス規制「ポスト新長期規制」が制定されている。日産自動車が9月18日に発売した「エクストレイル 20GT」のディーゼルエンジンは、すでにこのポスト新長期規制に先取りして対応している。

新型ディーゼルエンジンは3.2L直列4気筒DOHC16バルブターボのインタークーラー付き(画像クリックで拡大)

NOxを吸着して無害な窒素に変換するNOxトラップ触媒(画像クリックで拡大)

排ガス中に含まれる粒子状物質を除去するDPF(画像クリックで拡大)

エンジンヘッド付近。手前にある細い金属パイプ配管はコモンレール燃料噴射システム用(画像クリックで拡大)

可変ノズル式のVGターボチャージャーを備える(画像クリックで拡大)