特別展示では防衛省の全機実大RCS試験模型が

 防衛省ブースでは、全機実大RCS試験模型(高運動飛行制御システム)が展示されていた。一般来場者は撮影不可の展示物だ。本稿の画像でご覧いただきたい。このRCS試験模型について、防衛省は「ステルス高運動航空機形状の電波反射特性を実機サイズで検証するために使用された全機実大RCS(Rader Cross Section)試験模型」と説明している。

一般来場者は撮影不可のRCS試験模型。高運動飛行制御システムは防衛省技術研究本部の研究・開発事業で、同模型は三菱重工業が製造を担当しているという(画像クリックで拡大)

 小さいが、思わず足を止めてしまうブースも数多くある。音響製品メーカーのBOSEは、アメリカ陸軍で使用されている軍用車向けアクティブ・ノイズキャンセリング型のヘッドセットを特別展示していた。このように、"空のトリビア"的な情報も山ほどある。

 あまりにも多彩で目が回るほど、航空・宇宙分野の最新かつホットな話題が目白押しの2008年国際航空宇宙展。4日(土)5日(日)にはイベントスペースで「宇宙ファッションショー」や、「ローバー操縦体験」のほか、陸海空の自衛隊ヘリによるデモフライト(13時~15時)なども行われる。次の国際航空宇宙展は恐らく4年後となる。オリンピックイヤーに開催される貴重なイベントだけに、航空ファンなら見逃せないだろう。

(文/大野雅人)