鉄道マニアに向けて、まずは問題を出そう。京阪電気鉄道(京阪電車)の発車メロディを手掛けた作曲家の名前は…。記事のタイトルからご推察の通り、フュージョンバンド「カシオペア」のキーボード奏者である向谷実氏が正解だ。

 駅ごとに異なる発車メロディを、京阪電車が採用したのは2007年の6月。京阪線内の17駅で聴ける。おもしろいことに、例えば出町柳駅から淀屋橋駅までの特急停車駅ごとに聞こえる発車メロディをつなげていくと1曲が完成する。もちろん次の駅に着くまで間があるからしっかり覚えておかないと、曲が続いているのが分からない。通勤電車で毎日、利用していれば、1カ月も立たないうちに1曲を口ずさめるようになるかもしれない。

小節の頭から始まらないところに、向谷実氏の工夫がある

「出町柳駅」発車メロディの最後の部分。ハ長調・ミの音で終わっており、続きがあることが分かる寸法だ

 注意をしたいのは発車メロディが、特急か急行などの一般で違うこと。さらに上りと下りを区別している。要するに、2種別のそれぞれに上下線があるので合計4曲になるわけだ。この4曲には違いがあるのだが、詳しくは動画で確かめられる。

【BPtv動画レポート】

京阪電車下り淀屋橋行き
発車メロディの制作秘話を
作曲家が自ら語る
※画面をクリックすると「BPtv」の動画ページが開きます。