アウディジャパンが日本に投入するクリーンディーゼルエンジン「3.0TDI」(画像クリックで拡大)

 ガソリンエンジンよりも低燃費でCO2排出量が少なく、しかも排気ガスもクリーンで環境に優しい新世代のクリーンディーゼルエンジンが、今注目の的だ。アウディジャパンは2008年9月10日、世界で最も厳しい水準の日本の排気ガス規制「ポスト新長期規制」をクリアするクリーンディーゼルエンジン搭載の大型SUV「アウディQ7 3.0TDI」を、2010年をめどに日本市場に投入すると発表した。

 新しく投入されるクリーンディーゼルエンジン「3.0TDI」は3L V6ターボで、最高出力165kW(221PS)、最大トルクは550Nm。現在日本で発売されているガソリンエンジン搭載「アウディQ7 3.6FSIクワトロ」の最大出力206kW(280PS)、最大トルク360Nmと比較すると、馬力こそ下回るが最大トルクは50%以上も上回る。0~100km/h加速テスト値では3.6FSIの8.3秒に対し、3.0TDIは8.5秒だから、ほぼ同等の動力性能と言える。

アウディの日本向けディーゼルエンジン搭載第一号車となる「アウディQ7 3.0TDI」(画像クリックで拡大)

3.0TDIの排ガス浄化システム。エンジンの排気を酸化触媒、粒子状物質除去装置(DPF)、DeNOxコンバーター(尿素SCRシステム)の3段階で浄化する(画像クリックで拡大)