Webメディアの企画・構築・運営を手がけるマーキュリーシスコムは、海外向けに英語で秋葉原のニュースを配信するポータルサイト「AKIBA Today」を開設した。米国を中心にヨーロッパ、アジアにもリリースを打ち、月間500万ページビュー(PV)を目標に、ニュース記事だけではなく動画などのリッチコンテンツにも力を入れる。
既存のニュースサイトと連帯
同社では2年前から、「デジタルハリウッド・エンタテインメント」と共同で、平日毎日2本ずつ秋葉原のニュースを配信する「アキバ経済新聞」を運営している。実は、「アキバ経済新聞」の立ち上げ当時から、海外向けの秋葉原ニュースサイトの構想はあった。取材先の店舗などからも、「英語版の方が需要があるのでは」「英語版はやらないの?」という声が聞かれたという。また、「アキバ経済新聞」では日本語のサイトでありながら、日本からのアクセスより海外からのアクセスが高い記事も多かった。
例えば2006年9月に配信した、ヨドバシカメラのゲームコーナーに世界で初めて「プレイステーション3」のデモ機が展示されたというニュース。日本語の読める外国人ブロガーらが個人サイトで記事を紹介したことが理由とみられる。「日本国内よりも海外でのほうが『秋葉原』に関する関心が高いことは以前から感じていた」と同社の直井勇人取締役。「アキバ経済新聞」を開始したときの目標PVは月間100万だったが、「AKIBA Today」では海外ニーズの高さから500万PVを見込んでいるという。
「AKIBA Today」では現在、1日に1本程度のニュースを配信しているほか、動画や画像、特集記事を不定期で掲載。ニュース記事は「アキバ経済新聞」で行う取材をベースとしているが、同一記事の英訳版というわけではなく、海外ユーザーに分かりやすい詳細を加える場合もある。動画、画像コンテンツを積極的に配信する理由は、「言葉の壁を超えて伝わるから」(直井取締役)という。
ニュース、動画、画像はすべて同社のオリジナルコンテンツ。特集記事は、ほかの外国人向けの秋葉原関連サイトを運営している外国人や日本人の寄稿を受け付ける。ほぼ無償で記事を執筆してもらう引き換えに、記名原稿とし関連サイトとの相互リンクを行っている。
「AKIBA Today」のトップ画面。「Gunpla」、「Uchimizukko」などの文字も









