オフィスにお菓子を詰めた専用の箱を置き、売れた分だけ代金を回収する“置き菓子”サービスの人気が高まっている。菓子業界はもちろん、通販会社などの異業種も参入し、にぎやかな置き菓子事業。オフィスではどんな風に利用されているのか、置き菓子事業の草分けであり、約10万台のボックス設置で年商30億(2008年3月期)を誇る業界トップの江崎グリコ(以下グリコ)を訪ねてみた。
グリコの置き菓子「オフィスグリコ」は10種類程度、全部で24個の商品を入れたお菓子の専用箱「リフレッシュボックス」をオフィスに設置する。そしてサービススタッフが週に1回程度訪問し、商品の入れ替えや補充、代金の回収等を行うサービスだ。商品は一部を除き100円の均一料金で、商品を取り出すときに、代金箱にお金を入れるシステムだ。 いわば「富山の置き薬」や「野菜の無人販売」スタイルである。 利用者側は、B5サイズの場所だけを確保すれば面倒な管理の手間は一切ない。
「少子化が進み、1992年をピークに菓子業界全体の売り上げは下降しています。全体の胃袋の数が減る中で、新しいニーズの開発の必要性を感じたのがきっかけ」と江崎グリコ広報IR部の吉村貴宏氏は語る。











